お宮参りの産着の下は何を着せるのが正解?

お宮参りの服装_産着の下には何を着る?

■お宮参りの衣装、赤ちゃんに和装の産着を着せたいとき、産着の下は何を着せれば良いの?

赤ちゃんの服装、ベビードレスの購入を迷っている方のお悩み、解決します!

本記事は、このような疑問がある方へ向けて、執筆します。

  • 赤ちゃんのお宮参り衣装(和装)の下は、何を着せれば良い?
  • お宮参りのためだけに「ベビードレス」を購入するのは、もったいなくない?
  • 産着の下はベビードレスと聞いたけど、本当にみんなそうなの?

この記事を読めば、

  • ベビードレスが必要か、不要かがわかる
  • 写真写りの良い服装がわかる
  • 無駄な買い物が防げる
スタジオGRACE
馬場みのり

この記事は、数多くのお宮参り撮影をしてきたスタジオGRACEカメラマン、馬場みのりが執筆します。

多くのお宮参り撮影の現場での体験してきたことをもとに書いています。

出産後のママさんたちのお役に立てれば嬉しいです。スタジオGRACEの集客目的の記事ではありませんので、安心して最後までご覧くださいネ!

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お宮参りの産着の下、ベビードレスじゃなきゃダメ?

★お宮参りの衣装は、「産着、初着、宮参り着、お宮参り着、祝い着、お祝い着、熨斗目(のしめ)」などの呼び方があります。本記事では、「産着」で統一して記載します。

結論から言えば、

  • 「正装」や「しきたり」にこだわりがないなら、お宮参りに「ベビードレス」は、なくても良い
  • 持っているなら使うと良い

一般的には、産着の下には「白羽二重の内着」または「ベビードレス」を着せるのが正装と言われています。

…が、最近のお宮参りでは、

  • 宗教的な儀式
  • 風習やしきたりを重んじる伝統的な行事

といった感覚は薄れ、パパ・ママ・赤ちゃんだけで参拝したり、洋装で行ったりとお宮参りの形も変わってきています。

ですので、特にこだわりがなければ、産着の下は、ベビードレスでなくてもOK。

本来の正装である「白羽二重」の内着を着せるご家庭は、ほとんどありません。

実際のお宮参りでは、産着の下にベビードレスを着せているご家庭は半数くらいです。

また、カメラマン目線で言うなら、

お宮参りと同時に記念撮影もする場合

  • 産着の下はスッキリしたシンプルな下着

が、おすすめです。

理由は、次にご説明します。

【注意】

お宮参りは、地域やご家庭により、風習や考え方が異なります。

父方、母方、ご両家で行う場合、伝統を重んじるご家庭なら、お祖父母さまのご意見を尊重なさってください。

本記事は、「特にこだわりはない」方へ向けて発信しています。

赤ちゃんの正装は白羽二重の内着とお祝い着
赤ちゃんの正装は白羽二重の内着

産着の下に「シンプルな下着」をおすすめする理由

他のサイトでは、産着の下にはベビードレスが一般的と書いてあるのになぜ?と不思議に思いますよね。

シンプルな下着が良い理由は以下の二つです。

①産着の下は見えない

お宮参りの産着をつけてしまうと、

  • 産着の下に着ているものは全く見えない
  • 写真にも写らない

②写真を撮るときは「ベビードレスを脱がせる」ことがある

撮影方法は、写真館やスタジオによって違いますので、あくまでもご参考程度に…。

お宮参りの記念撮影で、赤ちゃんお一人の写真を撮るとき、ベビードレスを脱がせることがあります。

理由は、

  • 服に赤ちゃんが埋もれてしまうから

赤ちゃんは、大人ほど首が長くはありません。

衿元に装飾のある服を産着の下に着ていると、モコモコしてしまって、お顔が服に埋もれます。

そうすると良いお写真が撮れませんので、ベビードレスを脱がせて撮影することになります。

ベビードレスのお写真も撮る場合は、良いのですが、

「記念撮影は和装だけ」とお考えでしたら、ベビードレスを「お宮参りの産着の下に着せるためだけに買う」のは、もったいない!

せっかく買ったのに、まったく出番がなかった…ってことになります。

衿元に飾りがある服を下に着せると、産着に赤ちゃんが埋もれる
衿元に飾りがある服を下に着せると、産着に赤ちゃんが埋もれがちに…

補足

ベビードレスをお持ちの方は…

「お宮参りの産着をつけた写真」とは別に、「ベビードレス姿の写真」を撮影してもらうのが、おすすめです。

この場合、注意したいのは写真の料金。

写真館やカメラマンにより、撮影内容と料金が変わるため、産着姿とベビードレス姿を別々に撮ったときの料金を聞いておくと良いでしょう。

スタジオの場合は、1カット○○○○円という料金設定が多いですが、

出張撮影の場合、撮影時間内ならカット数に制限がないところもあります。

また、制限がある場合でも、受けとれるデータ数が多いため、特に追加料金もなく撮影できる場合も多いです。

産着の下には何を着せるべき?

では、産着の下には何を着せれば良いのでしょうか。

「写真写り」という観点で言えば、おすすめなのは、

  • えりもとのスッキリした下着
  • 薄手の服
  • 首周りに装飾の無い「短肌着、コンビ肌着、ロンパース」など

首周りに、衿、レース、リボンなどの装飾がある服は避け、スッキリした下着を着せましょう。

寒い時期に厚手の服を着せたいときも、念のため、薄手の下着も持参すると良いです。

写真を撮るときは、産着をかけ、お祝用のよだれかけをするため、下の服が分厚いと口元までお顔が埋もれてしまうことがあります。

そんな時は、室内での撮影の場合なら、薄手の下着に着替えると解決します。

スッキリしたデザインの薄手の服なら、お顔が写りやすい
スッキリしたデザインの薄手の服なら、お顔が写りやすい

具体的には、どんな下着が良いの?

下着は、ふだん着せている手持ちのものでOKです。

もし、新しく用意するなら、無地のものがおすすめ。

可愛らしさには若干欠けますが、アウターにひびかないので、持っていると便利です。

先日、私が知人へのギフトで購入した肌着セット、とっても良かったので、リンクを貼っておきます。

細部にまでこだわった「赤ちゃんにやさしい」作りでした。

【ヤフーショッピング】新生児 白無地 赤ちゃんにやさしい新生児肌着6枚セット【通年素材】

おでかけの時の服装は、以下のイラストをご参考になさってください。

肌着の上に着せる2WAYオールも、首周りに装飾の少ないデザインがおすすめです。

【ヤフーショッピング】新生児 無地シンプルおしゃれな2WAYオール

2WAYオールとは?

2WAYオールは、足元のホックを外したり、留めたりすることで

  • ドレスタイプ(筒状)
  • カバーオール(足元ズボン型)

と、2種類の着方ができるベビー服です。

新生児のあまり動かない時期は、ドレスタイプで着せると、おむつ替えがしやすいです。

よく動くようになれば、ホックを留め、カバーオールにすると足をパタパタさせても安心。

2wayオールとは二通りの着方ができるベビー服

出張撮影を頼むときに注意すべきこと

お宮参りの写真を出張カメラマンに依頼するなら、

  • 産着の下には、衿元のスッキリした服を着せておくこと

…は、必須です。

なぜなら、出張撮影では、

  • 写真館やスタジオのように着替る場所がないことが多い
  • 撮影時間が60分などと決まっているため、着替えの時間がもったいない
  • お宮参りと撮影が同時進行のため、赤ちゃんが服に埋もれていても、そのまま撮影が進んでしまう

ということがあるからです。

産着姿を撮影した後に、ベビードレス姿を撮影する場合はベビードレスを忘れずに持って行きましょう。

まとめ

お宮参りの産着の下には、何を着せるべき?

  • 伝統やしきたりを重んじるなら「白羽二重の内着」や「ベビードレス」
  • 特にこだわりがないなら「ベビードレス」でなくて良い
  • 写真写り重視なら、首回りがスッキリしたデザインの下着

お宮参りのためにベビードレスを買うのであれば

  • お宮参り後も使う予定はある?
  • 記念撮影でベビードレスの写真も撮る?
  • 産着を着せれば、ベビードレスが全く見えなくなる

これらのことを考慮し、購入を検討しましょう。

ベビードレスを使用するなら

  • 産着姿とは別にベビードレス姿を撮る
  • 産着姿の撮影の時はスッキリした下着を着せる

重ね着が多いと、赤ちゃんのお顔が服に埋もれやすくなることをお忘れなく。

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