七五三の衣装 3歳男の子|着物も洋服も徹底解説
3歳男の子の七五三衣装について、和装も洋装も詳しく解説します。
着物の種類や選び方、洋服の選び方などくを、具体的にご紹介します。
必要なアイテムや、不要アイテムも記載しますので、無駄遣いを防ぎたい方も、ぜひご覧ください。
この記事は、このような方へ向けて執筆します。
- 3歳の七五三、男の子の衣装で悩んでいる
- 和装させたいが、着物のことがよくわからない
- 和装するのに必要な、揃えるべきアイテムがわからない
- お手頃価格できちんと感のある子ども服が欲しい
この記事の目的
- 着物のことがわからない方でも、過不足なく七五三の用意ができるようになる
- 本当に必要な物を買い、不要なものは買わず、無駄遣いを防ぐ
- 服装の決まりや、マナーをきちんと知る
伝統行事の記念撮影を数多くこなしてきたスタジオGRACEカメラマンの馬場みのりが、執筆します。
七五三が初めてのパパやママにもわかりやすいよう、できるだけやさしい言葉で、具体的にご説明しますね!
男の子の七五三は何歳で行けば良いか?
はじめに、男の子の七五三詣りをする年齢について、ご説明します。
結論から申し上げますと
- 地域によって異なる
- 厳密な決まりはない
おおまかには、
- 関西は、3歳と5歳(7歳もお祝いする家庭もある)
- 関東は、5歳だけが多い
- 熊本の一部の地域は、3歳、4歳、5歳
- 鹿児島の一部の地域では、5歳、7歳
年齢も、本来は数え年で行いますが、近年では満年齢で行うご家庭が増えています。
また、七五三は11月15日ですが、10月、11月、12月中旬ごろに行うのが、一般的となっています。
海外でお仕事をしていたり、家族のスケジュールが合わなかったなど、事情により、その他のシーズンに行うこともあります。
神社でのご祈祷は、年中できますので、春や夏でも大丈夫です。
ただ、七五三シーズン以外にご祈祷した場合は、授与品の内容が変わることがあります。
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ご祈祷(読み方:ごきとう)
神社へ行き、神社の人にお子様の健康や成長を願う儀式をしてもらうことを「ご祈祷」と言います。
ご祈祷を受けるときは、「初穂料」(読み方:はつほりょう)というお金を渡します。
初穂料は、神社によって違いますが、お子様ひとりにつき、5千円~1万円くらいです。
授与品(読み方:じゅよひん)
ご祈祷をしたとき、終わりに授与品と呼ばれる品物をいただきます。
中身は、お守りやおふだなどが多いです。
七五三の場合は、千歳飴や文具などが入っている神社もあります。
3歳男の子の七五三、何を着せるべき?
- 着物と被布(ひふ=そでのない羽織)
- 羽織袴(読み方:はおりはかま)
- 洋装なら、きちんと感のあるスーツ
一般的には、七五三の衣装は、和装が多いです。
3歳の男の子の場合、着物に被布と呼ばれる、そでのないベストのような羽織りものを合わせるパターンと、羽織袴を着るパターンがあります。
どちらが良いか迷った場合は、被布がおすすめ。
理由は、被布を着れるのは3歳だけだからです。
5歳の七五三は、「袴着の儀」と言って、男の子が大人と同じ袴を身に着け、男性社会へ入っていくという意味があるため、被布を着て行うことはありません。
また、被布は着せるのも簡単なので、和装が初めてでも、自宅で着付けできます。
【楽天】3歳男児被布人気のくすみカラー選べる6タイプ
※画像は楽天のサイトから引用、クリックで被布の詳細が見られます
被布は、もともと3歳の女の子が着る衣装でした。
しかし、最近では、3歳の男の子の衣装としても、定着してきています。
袴は帯が苦しいというお子さんが多いですが、被布は締め付けがないので、お子さんもご機嫌で着てくれますよ。
お宮参りの産着があるなら、活用しましょう
お宮参りのときに家紋入りの産着を作ったなら、仕立て直して、3歳の七五三に活用しましょう。
業者に頼む場合は、時間がかかるので、早めの準備が必要です。(加工から、発送、お届けまで約1か月程/期間は業者により異なる)
仕立て直しは、以前は2万円くらいが相場でしたが、楽天で1万円ほどでしてもらえるお店がありました。リンクを貼っておきます。
楽天市場では、10880円(税込/送料無料)↑
ヤフーショッピングでは、12000円(税込/送料無料)。Amazonでは見当たりませんでした。
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産着 七五三の着物へ仕立て直し安くしたいなら、自分で仕立て直しましょう
産着を七五三の着物に仕立て直すのは、そんなに難しくありません。
仕立て直しの方法は、YouTubeでたくさん投稿されています。
文章より動画のほうがわかりやすいので、どうぞ検索してみてくださいネ。
お裁縫好きなお友達やお祖母さまに頼むのも良い方法です。
お願いする場合は、ちょっとしたお礼も忘れずにお渡ししましょう。
七五三は普段着ではダメなの?
主役であるお子さんは正装、父親、母親、祖父母もフォーマルウェアが望ましいです。
理由は、
- 七五三は、きちんとした服装で行うのがマナーだから
- 七五三は、冠婚葬祭に含まれる行事だから
- 七五三は、神社やお寺で行う神聖な儀式だから
七五三の目的は、子どもがここまで成長できたことへの感謝を神様や仏様に伝え、これからの健康や成長を祈願することです。
ラフな服装で行くことは、神様や仏様に対しても失礼ですし、神や仏をまつっている神社やお寺に対しても失礼にあたります。
冠婚葬祭とは?
「冠婚葬祭」(読み方:かんこんそうさい)
冠婚葬祭とは、結婚式やお葬式、人生の節目となる行事のことです。
結婚式やお葬式の服装のマナーは、ほとんどの方が守りますよね。
同様に、七五三にも服装のマナーがあります。
どなたに対しても失礼のない装いでお祝いしてあげましょう。
関連記事
3歳の七五三で、羽織袴はあり?
- 羽織袴でもOK
「七五三とは?」の記事でもご紹介しましたが、七五三とは、3歳、5歳、7歳で行う儀式をまとめて呼ぶ、呼び方です。
それぞれの年齢で、儀式の目的や内容が違います。
3歳の場合は、「髪置きの儀」といい、これまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式。
男の子は5歳で「袴着の儀」という、大人と同じように袴をはく儀式をします。
ですので、本来ならば、5歳で羽織袴を着用するのですが、厳密な決まりがあるわけではありません。
昔と違い、現代では、七五三の目的が「健やかな成長を願う」ことになっているため、袴を着るか着ないかは、あまり関係なくなってきています。
実際の七五三撮影の現場でも、私の主な活動地域では、3歳で袴をはいているお子様をよく見ます。
男の子の和装に必要なもの
3歳の男の子の場合、和装には、
- 着物と被布
- 羽織袴
の、2つのパターンがあるので、このページでは主に被布についてご説明します。
袴については「5歳男の子の七五三衣装について」で詳しく解説します。
また、①被布と②羽織袴に共通で必要なものには★印をつけていますので、ご参考になさってください。
袴の場合は、被布の代わりに、「羽織、袴、角帯、懐剣、扇子」が必要です。
着物と被布を着るときに必要なもの
★印は、羽織袴にも共通で必要なアイテムです。
- 肌着、または肌襦袢(はだじゅばん)★
- 長襦袢(ながじゅばん)★
- 半衿(はんえり)★
- 腰紐(こしひも)2~4本★
- 着物★
- 被布
- 足袋(たび)★
- 雪駄(せった)★
上記のほかに必要なもの
- 履きなれた靴やサンダル★
- ハンカチ、ウェットティッシュ★
では、必要なものについて、ひとつずつ解説していきます。
着物について詳しい方や、ご存じの方は、読み飛ばしてください。
肌襦袢について
- 肌襦袢は、なくてもOK。
肌襦袢の価格は、1500円~3000円くらいです。
七五三のためだけに買うなら、もったいない!
持っていない人は、普段でも着れる肌着で代用しましょう。
選び方は、
- 襟ぐりの深いものだと、着物から肌着が見える心配がなくて良い
- 色は、白か、肌に近い色がおすすめ
具体的には、こんな感じのものを用意します。
楽天市場 肌にやさしいコットン100日本製肌着シャツ2枚組 998円(送料190円)
ヤフーショッピング 綿100%日本製の肌着2枚組998円(送料190円)
肌にやさしいコットン100%85~90㎝女児長襦袢と半衿について
半衿とは
- えり元につける細長い布のこと
- 襦袢や着物を皮脂や整髪料から守る役目がある
- 襦袢に縫い付けて使う
- 汚れたら、外して洗える
すでに襦袢に縫い付けられている商品もあります。
男の子の場合、白や水色、グリーンなどの無地の物が市販されています。
色付きは若干カジュアルな雰囲気になってしまうので、正装の場合は白の無地が良いでしょう。
男の子の半衿で、安くて良い品はこちら
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[京のみやび]こども用半衿 ポリエステルヤフーショッピングでは
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襦袢(じゅばん)は、お洋服のインナーにあたるもの。
肌着をつけてから、襦袢を着ます。
そで、着丈が長いものを長襦袢(ながじゅばん)と言います。
襦袢には、短いものもあって、お子さんにはこちらのほうが便利。
お洗濯もしやすいです。
「袖なし襦袢」という名前で市販されています。
肩上げなどの調節不要で、3歳でも5歳でも使えるのも嬉しいです。
ヤフーショッピング
男の子 袖なし襦袢着物と被布のセットを買う場合や、レンタルする場合は、半衿付きの襦袢もセットに入っていることが多いです。
購入する着物やレンタルを考えている場合は、注文する前に、確認してみましょう。
腰紐について
腰ひもは、襦袢や着物を前で合わせて固定するときに使います。
必要な本数は、以下の通りです。
- 着物、襦袢ともに着丈を身長に合わせて、腰上げしているなら、襦袢用と着物用1本ずつ、合計2本でOK。
- 短い襦袢と、腰上げしていない着物の場合は、襦袢用1本、着物用2本で、合計3本必要。
- 長襦袢も、着物も着丈を調節していない場合は、全部で4本必要。
腰上げとは、着丈が長い着物を腰の部分で折って、丈を調節し、縫い付ける処理のことです。
袖の長さ(裄/読み方:ゆき)の調節は、肩あげと言います。
市販やレンタルの場合、身長90~100㎝に合わせ、肩上げ・腰上げをしてくれていることが多いです。
サイズが合わない場合は、自分で縫い直し、調節し直すこともできます。
腰紐は、見えない部分に使うものなので、安いもので良いです。
ヤフーショッピングはコチラ
子ども用腰ひも腰紐は、呉服屋さんでは安く売られていますが、ダイソーやセリアなど100均では置いていません。
足りない!どうしよう!というときは、ストッキングや包帯で代用できますよ。
細くて固いヒモだと、体に食い込んで痛いので、幅があって柔らかいものなら使えます。
着物と被布
お宮参りの産着を着物にした場合は、被布の用意が必要。
着物も被布も持っていない場合は、セットで買うか、レンタルするかの、どちらかになります。
価格の相場(着物・被布・小物フルセット)
購入 1万円前後~10万円くらい(売れ筋は1万円~2万円前後)
レンタル 6800円~3万円くらい(7千円~1万円が多い)
楽天やヤフーショッピングでの価格です。
お値段の比較は、購入もレンタルも、フルセットで比較しています。
これより安いのもありますが、個人的に「これ、絶対選ばないな~」と思ったので除外しました。
もし、迷っているなら、経験上、購入をおすすめします。
理由は、レンタルの場合は以下の3点で心配だからです。
- 衛生面で少し不安
- 汚れたときにクリーニング代が追加でかかる場合がある
- 破損したら弁償となることが多い
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実際に、よくあるトラブルとして、衣装が無料で借りられるスタジオでも、後でクリーニング代や弁償を請求されるケースがあります。
もし、有名ブランドの衣装を借りて、弁償する事態が発生すれば、けっこう高額な請求がきます。
神社は、草木や虫、石や落ち葉など、子どもたちの大好きなもので、あふれています。
私が出張撮影で見ているだけでも、
- 地面にしゃがみこむ
- 木にしがみつく
- 石や砂で遊ぶ
- 落ち葉や虫を持ってくる
- 土や玉砂利の上で転ぶ
などなど、衣装が汚れることをするお子さまが大多数です。
中には、
- 激しく遊んで、衣装を破る
- 衣装を木に引っかけて破る
- 草履を壊す
ということもありました。
実際の現場をたくさん見ているため、購入したほうが、精神的にも安心だと自信をもって言えます。
レンタルで「安心保障」をつけていても、「ひどい汚れの場合は別」とか「破損は別」というお店があります。
レンタルの場合は、汚したり、破損した場合の費用を必ず聞いておきましょう。
- メールで問い合わせた場合は、メールを残しておく
- 電話で問い合わせた場合は、電話した日時と応じてくれた担当者のお名前をメモしておく
- クリーニング費用が生じた場合の具体的な金額を確認しておく
- 弁償が生じた場合の具体的な金額を確認しておく
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購入の場合はフルセットがお得で安心
購入するなら必要なものが一式セットになっている商品がラクちん。
- 小物の買い忘れがない
- 洗える素材なのでクリーニング代不要
- お手入れ、保管が簡単
楽天市場
Yahoo!ショッピングユーザーさんは、こちら
3歳男の子七五三着物被布コートフルセット_14990円(税込・送料)セット内容
- 着物
- 被布
- 襦袢
- 半衿(縫い付け済)
- 伊達衿(縫い付け済)
- 腰紐
- 雪駄
- 足袋
足袋
3歳の足のサイズは、平均14~16cm。
個人差もあるため、買うなら、きちんと計ってから、購入しましょう。
一般的な足袋には「こはぜ」という留め具があります。
しかし、お子様の場合、留め具がないものが履かせやすいです。
足袋の選び方
- 足のサイズをきちんと計る
- 留め具のない足袋のほうが履かせやすい
- 足裏に滑り止めが付いていると草履や雪駄の上ですべらない
あまりにも安い足袋は、「指割れソックス」みたいなものもあるので、よく見て買わないと失敗します。
足袋を履かない人には、わかりづらいと思いますので、安くておすすめの足袋のリンクを貼っておきます。ご参考にどうぞ。
楽天市場 子ども用足袋
13~14㎝以下の足の小さなお子様にはこちら。9~10㎝、11~12㎝の足袋もあります。
Amazon 子ども用ストレッチ足袋
こども足袋 ストレッチ 足袋 七五三Yahoo!ショッピングは、安いのはあるけど、ちょっと全体的に送料高めです。
一番安くて良さそうなのがこちら
13㎝~子供用ストレッチ足袋すべり止め付き男の子の足袋は、白無地を選びます。
着物を買うときやレンタルでは足袋がついていることが多いので、本当に必要か確認してから注文しましょう。
雪駄(せった)
雪駄とは、草履(ぞうり)の一種です。
着物をレンタルするときや、セットで購入するときは、だいたい雪駄もついているので、単品で買うことは少ないと思います。
兄弟で使いまわす場合は、ハナオや底の裏部分がしっかりしているか事前に確認が必要です。
お参りの途中で壊れるのを何度か見ています。
雪駄は、履きなれていないと
- 歩きにくい
- ハナオが痛い
- ハナオが気持ち悪い
という理由で、ほとんどのお子さんが嫌がります。
すごく不機嫌になるので、お参りや記念撮影の直前に履かせるようにしてください。
それまでは、履きなれた靴やサンダルを履きましょう。
草履バンドという商品もありますが…
草履を脱げにくくするための「草履バンド」、実際に使ってみるとあまり効果はありません。
買うだけもったいないので、ご注意ください。
私は、各サイズ、男の子用、女の子用を買いましたが、お子さんに実際使ってもらった結果、役に立たないとわかりました。
ビーチサンダルや草履は危険
大人でも子供でも、歩きにくい履物は、捻挫や骨折の危険と隣り合わせ。
無理に履かせるのは危険です。
せっかくの和装なので、足元まできちんと雪駄を履いてほしい気持ちもわかります。
しかし、子どもは大人以上に転びやすいので、記念撮影のときだけにしておくほうが無難です。
サンダルや雪駄は底が薄く、足に負担がかかります。
当日までに履いて慣らせておくと書いているサイトもありますが、あまりおすすめではありません。
履きなれた靴やサンダル
家から雪駄を履いてでかけるのは、絶対NG。
履いたときは良くても、時間とともにハナオが指に食い込む痛みが出てきます。
また、歩きにくさもあり、ほとんどのお子さんが、こけます。
お子さんの機嫌は悪くなりますし、何よりも危険です。
履きなれた靴やサンダルで、お出かけし、雪駄は必要最小限で使用しましょう。
ハンカチやウェットティッシュ
手をふいたり、お顔をふいたりするのに必須のアイテムです。
撮影前は、必ず、「よだれ、口のまわりの汚れ、はなくそ」がついていないか確認してください。
七五三撮影で、私は今まで、顔の汚れていないお子さんに出会ったことがないというくらい、子供の顔って汚れています。
着物の時の防寒対策
10月、11月は気温の変化が激しい時期です。
また、七五三シーズンは混むので12月にお参りしたいご家庭もありますよね。
着物では、中に服を着こむと脱ぐことが出来ず、動いて暑くなったときに困ります。
ですので、防寒対策は「着物の上から」が良いでしょう。
使える物は、
- マフラー
- ストールや肩掛け
- ケープやポンチョ
- レインケープ/レインポンチョ
- カイロ
レインケープは、薄くて小さく折りたためるので携帯に便利。
風を通さないので、意外と防寒にも使えます。
11月・12月のお参りで、今日は絶対寒い!と思う日は中にヒートテックを着るのも良いですが、着物のそで口から、長袖が見えているとちょっとカッコ悪いので、袖を折って着せましょう。
着物の素材について
七五三の着物の素材は
正絹(正絹)か、ポリエステルが多いです。
正絹とは、シルク100%のこと。
正絹は
- 絹独特の光沢がある
- 肌触りが良い
- 通気性が良い
- 吸湿性が良い
- 洗濯ができない
- 値段が高い
などの特徴があります。
正絹は、着物が好きで知識があり、お手入れや保管がきちんとできる方に、おすすめです。
ポリエステルは、
- 虫食いしない
- シミができにくい
- 発色が良い
- 家庭で洗える
- お手入れ簡単
- 正絹に比べ、価格が安い
- 手触りは絹に比べれば硬い
という特徴があります。
家庭で洗えるというのは、とても魅力的。
近年では、ポリエステルも品質が良くなっているので、見た目の質感も気になりません。
着物初心者さんには、おすすめの素材です。
3歳男の子の七五三 洋装ならスーツがおすすめ
和装ではなく、洋装で七五三をするなら、スーツがおすすめです。
価格は、3,000円代~1万円以下が多く、和装より出費も低く抑えられます。
パパやママの服装ともバランスがとりやすいのも良いですね。
スーツを選ぶときは、あまり安いものですと作りが雑なものがあるので注意が必要です。
こちらのスーツは、90㎝~150㎝までサイズがあります。
こちらのベストのセットも口コミ高評価!
男の子の靴について
靴は、フォーマルなデザインのものが好ましいです。
ただ、履きなれていない靴は、
- 歩きにくい
- 足が痛い
- 靴ずれができる
などの問題があります。
対策としては、普段の靴を履いて出かけ、お参りや記念撮影のときだけ、フォーマルシューズに履き替えるのが良いです。
男の子のフォーマルシューズ 選び方
男の子のフォーマルシューズの選び方は、
- フォーマル度が高いのは黒
- ヒモのついている靴が良い
- 飾りが少ないデザインが良い
これは、大人の男性も同じような感じで、大人の場合は、黒の内羽根式のストレートチップが定番。
子ども用の靴で、内羽根式は見つけるのが難しいので、似たような感じのものを探しましょう。
通販などで「男の子、フォーマルシューズ」で検索するとローファーが出てきますが、ローファーはフォーマルシューズではありません。
これは、パパやお祖父様にも当てはまります。
ローファーにはもともと「怠け者」という意味があり、ヒモがなくて、スッと履ける部屋履きでした。
ローファーをフォーマルシューズだと記載しているのは、間違いです。
このようなシンプルなデザインの黒ならフォーマルシューズとして履いても良いでしょう。
お子さんが小さいうちから、服装のマナーを教えてあげるのは将来とても役に立ちますよ。
もし、海外の方や企業と取引する場合は、日本よりも服装のマナーは重視されます。
最初は、ややこしいと思うかもしれませんが覚えてしまえば、どうってことありません。
まとめ
3歳の男の子、七五三の衣装について記載しました。
羽織袴については「5歳男の子の衣装」で詳しくご説明します。
七五三は、日本の伝統行事ですので、少々堅苦しいところもありますが、お子様の成長を祝うイベントとして楽しんで行いましょう。
お子さんとご家族にとって、一生の思い出になる素敵な記念日になりますようにと心より願っています。
スタジオGRACEカメラマンが解説する写真に関する記事も良かったらご覧ください