夏の宮参り|服装、対策、注意点をわかりやすく解説

夏のお宮参り_服装_暑さ対策_注意点について

6~9月に、お宮参りをご予定の方へ

暑い時期のお宮参り、暑さ対策に悩みますよね。

今回は、服装や暑さ/紫外線対策、注意点などを わかりやすく解説します

この記事は、数多くの伝統行事に関わってきたスタジオGRACEカメラマンが執筆しています

■この記事では、以下の内容で、順に解説します

  • 暑い時期のお宮参りで、気をつけるべきこと
  • 夏のお宮参り、具体的な対策(暑さ対策・服装など)
  • 赤ちゃんやママの負担を減らすためにできること
スタジオGRACE
馬場みのり

赤ちゃんやご家族にとって、記念日となる大切な日。

事前の準備と対策で、快適に楽しく過ごしましょう。

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暑い時期のお宮参りで、気をつけるべきこと5つ

暑い時期のお宮参りで気をつけるべきことは、以下の5つです。

  • 時期・時間帯
  • 紫外線、日焼け対策
  • 水分補給の仕方
  • 服装での、暑さ対策・冷房対策
  • 服装以外での暑さ対策・冷房対策

では、これらのことを詳しくご説明します。

夏のお宮参り、いろいろな対策

上記の5つについて、何をどうすれば良いのか、具体的に、書いていきます。

1. 時期・時間

まず初めに時期ですが、「猛暑なら、時期をずらす」ことも考えてみましょう。

お宮参りは、一般的に、男の子なら生後31日目、女の子なら生後33日目に行うとされています。

しかし、「決まり」では、ありません。

※お宮参りの時期・風習・しきたりなどは、地域や宗教により、異なります。

生後1か月頃が、猛暑の時期に当たってしまうのであれば、時期をずらすのも、ひとつの方法です。

出産後、慣れない育児をこなすママの体調や、体温調節機能が未熟な赤ちゃんのことを考慮し、無理のない計画を立てましょう。

  • 猛暑なら時期をずらすのも良い方法
  • お宮参りの時期には、「決まり」は、ない

「お宮参り、おすすめの時期」については、コチラをどうぞ

お宮参りはいつ行く?ベストな時期は生後〇ヶ月!【お宮参りの時期】

また、お参りをする時間帯も、特に決まりはありません。

  • 午前中の涼しい時間にお参りしましょう
  • ご祈祷を受けるなら、ご祈祷できる時間を調べておきましょう
  • 一般的な参拝だけなら、神社の開門時間を調べておきましょう

※神社のHPで見るか、電話で問い合わせすれば教えてくださいます

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馬場みのり

ご祈祷の受付開始や授与所が開くのは、8時半~9時くらい、

神社の門は、5時半~6時くらいに開くところが多いです。

夏場は、8時頃に神社に来て、写真撮影(出張撮影)をしてから、ご祈祷を受け、午前中に帰宅されるご家族も、けっこう多いですよ。

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リッキーさん

朝は、涼しいですし、光がやわらかくて、写真も美しく撮影できます。

ご参拝の方も少なく、混みませんので、お参りもスムーズにできて、良いですね。

※授与所(じゅよしょ)とは、お守りやお札をいただく場所のことです

※お守りやお札は「買う」と言わず「いただく」「授かる(さずかる)」と言います

2. 紫外線・日焼け対策

紫外線対策は、年中必要ですが、紫外線量が 多い4月・5月~夏は 必須です。

1日のうちで、紫外線の強い時間帯は、10時~14時。

この時間は できれば、外出を 控えたいところ。

しかし、そうも言ってられませんので、以下のような対策を しましょう。

  • なるべく日かげに入る
  • 日傘をさす
  • UVカットのケープやポンチョを使う
  • UVカット用の帽子を使う
  • UVカット用ブランケット(夏用)を使う
  • ベビーカーにベビーカーカバーをつける

神社によっては、階段や段差、玉砂利、石畳などが多く、ベビーカーが使えないこともあります。

事前に、バリアフリー情報を調べておくと安心です。

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馬場みのり

お宮参りの衣装の帽子は、ご祈祷や写真撮影のときだけにして、

それ以外は、通気性・吸水性の良い夏用の帽子を使います。

メッシュ素材とパイル素材を合わせた帽子は肌触りも優しく、おすすめです。

↑ 生地も縫製も、安心の日本製♪

日焼け止めを使うなら…

赤ちゃんに日焼け止めを使うなら、「赤ちゃん用」のものを。

ノンケミカルで保湿力の高い製品を選びましょう。

お肌に優しい「ファムズベビーのエンジェルUVスプレー」は、赤ちゃんにも使えます。

サラサラなのに潤い実感! エンジェルUVスプレー

3. 水分補給

赤ちゃんは、汗っかきなので、夏は 特に しっかり水分補給をしましょう。

また、ママも汗だけでなく母乳で、体の中の水分が失われがちです。

育児で忙しくても、水分補給は後回しにしないで。

ママの水分補給の仕方・ポイント

  • 授乳した後は、コップ1杯のお水を飲む
  • 外出中は、お水を持ち歩き、こまめに少しずつ飲む
  • 冷たい飲み物ばかりだと体を冷やすので注意
  • 水分補給を後回しにしない

赤ちゃんの水分補給の仕方・ポイント

  • 授離乳食が始まる前の赤ちゃんは、母乳やミルクが水分補給
  • 外暑い時期は、こまめに授乳
  • 暑いからと言って冷やしたミルクはNG

完全母乳でなければ、おでかけには、常温で与えられるミルクが便利です。

バッグに入れて携帯していくと良いです。

お水や麦茶は、それで おなかが いっぱいになり、ミルクを 飲む量が 減ってしまうことが あるので、ご注意を。

缶入りタイプのミルクの使い方

  • 開ける前に、缶に破損や汚れがないか確認
  • 缶の口を赤ちゃん用清掃綿などで拭く
  • よく振ってから、開ける
  • 哺乳瓶に入れる

そのままだと冷たいかな?という時期には、40度のお湯で湯煎して使うと良いですよ。

  • 缶入り飲料は賞味期限が長い
  • バッグの中でもつぶれる心配がない
  • 容量が240mlと小さい赤ちゃんには多い

容量が少ないのは紙パックタイプ

  • 紙パックタイプは125ml入り
  • ストローをさして、哺乳瓶にそそぐだけ
  • 約10秒で授乳の準備ができる
  • 紙パックは缶より賞味期限が短い
  • 容量が少ないので飲み残しも少ない
  • 使用後、捨てやすい

4.暑さ対策・服装

赤ちゃんの服装、ママの服装、パパの服装、お祖父母様の服装の順に説明します。

赤ちゃんの服装、衣装

ご祈祷・記念撮影のとき以外や、産着(祝い着/お宮参り着)、その下に着る物などについて、順に見ていきましょう。

◆ご祈祷や写真撮影以外のとき

ご祈祷や記念撮影撮影するとき以外は、どんな服装でもOK。

肌着+カバーオールやツーウェイオールなどを着せる方が多いです。

  • 通気性、吸湿性の良い素材を得選ぶ
  • 着替えさせやすい服装を選ぶ
  • 靴下を履かせるなら、ご祈祷のときだけ
  • 着替えは、数枚持って行く
  • よだれかけは、数枚持って行く
  • 冷房対策におくるみを持って行く

夏向きの素材は、

  • ガーゼ
  • フライス(薄手の物)
  • 天竺(てんじく)=メリヤス(薄手の物)

名前は違いますが、どれも、綿100%の素材。編み方が異なります。

ガーゼは、重ねると保温性が高くなります。

重ね着するときや、複数枚ガーゼが重なった服を着せるなら、暑くならないように注意。

赤ちゃんの肌に触れてみて、暑くないか、汗ばんでいないか、こまめに確認しましょう。

◆産着(初着/お祝い着/掛け着/宮参り着/のしめ)は、どうする?

産着は、必ず着せないといけないものではありません。

しかし、お宮参りでは「定番の衣装」ですし、せっかくの記念なので、着せたいという方も多いです。

夏に産着を着せるときは、

  • 夏用の生地が薄いものを選ぶ(=「絽」)
  • オールシーズン用のものであれば、襦袢を抜いて使う

\ 6~9月の赤ちゃんの衣装 /

夏の産着(お祝い着/掛け着/のしめ/宮参り着)は、「絽」(ろ)という生地のものがあります。

絽は、正装着(フォーマル)にも使われる織り方をした生地で、夏物生地の代表的なものです。

素材は、正絹(シルク100%)もあれば、ポリエステルもあります。

赤ちゃんの衣装をレンタルするのであれば、夏用衣装もオールシーズン用の産着と同じくらいのお値段でレンタルできます。

こちらのお店は、体調不良などによる 予定変更が 可能

赤ちゃんが 急に 熱を出したりしても 大丈夫 (*^^*)

男の子用の衣装には、五つ紋が 入っています。

家紋の指定は 追加料金で 可能。

【夏用の衣装で撮影するときの注意点】

夏用の衣装は、薄くて通気性も良いので、おすすめです。

ひとつだけ、注意点を申し上げますと、「写真を撮るとき、着物の模様(柄 がら)が透けやすく、オールシーズン用の産着ほどハッキリと写りにくい」ことです。

特に、明るすぎたり、光が強すぎると、模様が飛んでしまいます。

着物の模様もしっかりと写したい方は、日が当たりすぎるところを避けて撮影するか、オールシーズン用の産着を使いましょう。

◆産着(初着/お祝い着/掛け着/宮参り着/のしめ)の下は、どうする?

産着の下は、昔は 白羽二重の内着が 正装でしたが、最近は ベビードレスを 着せることが 多くなっています。

しかし、「肌着+ツーウェイオール+ドレス+産着」の重ね着は、ちょっと暑そうと思うなら、「肌着+ロンパース+産着」でもかまいません。

産着をつけると 中に来ている服は 見えませんので、涼しくて、汗をしっかり吸ってくれる服が おすすめです。

大人の服装、衣装

パパ、ママ、ご両家の祖父母様の服装についてです。

大人の服装については、お宮参りに参加する皆様で、服装の格を合わせましょう。

統一感があって、見た目も美しく、記念写真もきれいに仕上がります。

また、見た目だけの問題ではなく、一方が正装、一方が普段着では、失礼にあたります。

神社へお参りする際には、暑いからと言って、カジュアルすぎる服装では、好ましくありません。

神聖な場所へ行くという意識を忘れずに。

お宮参りの主役は、赤ちゃん。

「周りは引き立て役」ですので、派手になりすぎないように 気をつけましょう。

◆夏のお宮参り ママの服装

授乳のしやすさや、動きやすさを考慮して選びます。

【和装/着物】

せっかくの記念だから、着物を着たい!というママは、夏用の訪問着や付下げなどがおすすめ。

「絽」の着物は、サラリとして着やすく、見た目も涼しげです。

夏用の訪問着は、小物もフルセットで、安ければ1万円以下でレンタルできます。

薄いピンクやイエローが人気のカラー。

夏なら、白や水色なども、さわやかで良いですね。

着物のメリット
  • きちんと感がある
  • よい記念になる
  • 格の高い神社やお寺へ行くのにもふさわしい
着物のデメリット
  • 着付けの時間が必要
  • 母乳の場合、授乳ができない
  • 抱っこ紐の装着は難しい

デメリットもありますが、記念撮影をするなら、やっぱり着物はおすすめ♪

一生の思い出になる写真ですから、頑張る価値はありますよ~(≧▽≦)

夏の和装なら
  • 薄手の夏用着物を選ぶ
  • レンタルならフルセット揃っていて、準備も簡単、便利
  • クリーニング代も不要でお得
  • 授乳は哺乳瓶、そのまま使えるミルクが便利
  • 格式の高い神社やお寺へ行く場合は、特に和装はおすすめ
【洋装/ワンピース・スーツ】

上品な感じ、きちんとした感じであれば、スーツでも、ワンピースでもOKです。

ご夫婦は、服装の格をそろえるため、パパと相談して決めましょう。

夏の洋装なら
  • インナーは汗を吸うもの、アウターは接触冷感素材
  • ノースリーブのワンピースなら、ジャケットなどを持参し、お参りのときには着用
  • 襟元の開き、生地の薄さに注意し、インナーが見えないようにする
  • 肌の露出が多いものはNG
  • 暑くてもストッキングは、必ず履く
  • 冷房対策でショールや羽織るものが1枚あると良い

実際に多く見るのは、フォーマルなデザインの授乳服です。

ママのために作られた服なので、着心地も 機能性も 抜群♪

こちらのお店は、価格も お手頃で 上品なデザインが、豊富。

上品なワンピースが3千円~。

授乳服とマタニティウェアの【スウィートマミー】

ストッキングは、「暑そう」「苦しそう」というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

夏用のストッキングなら、履いている方が快適という声も♪

◆夏のお宮参り パパの服装

現代では、女性が着物でも、男性はスーツが一般的。

普段スーツを着なれていない方は、夏のスーツ姿は敬遠しがちですよね。

しかし、お宮参りは神聖な儀式ですので、やはりスーツが無難。

  • 夏用の生地のスーツを選ぶ
  • 色は黒やダーク系
  • 上着やネクタイはお参りの時だけでもOK
  • ノーネクタイでも見えないインナーを着用する
  • 暑くても靴と靴下はきちんと履く

格式の高い神社やお寺へお参りされる方は、暑くてもフォーマルスーツを着用される方が多いです。

靴下は意外と見える!

また、記念撮影をしていて、気になるのが男性の靴下。

見えないだろうと思って、スポーティなものやカラーのものを履いている方が多いです。(特に若い方)

しかし、スーツに合わないばかりでなく、見えたとき 非常に カッコ悪いです。

黒のひざ下まである丈の靴下を履きましょう。

◆夏のお宮参り 祖父母の服装

昔は、和装の場合、父方の祖母は、母方の祖母より格が高い着物を着用しました。

最近では、そういったしきたりも薄れてきています。

しきたりを重んじるかは、それぞれのご家庭で考え方が違うため、当日にもめないよう事前に、みなさんで話し合っておきましょう。

お祖父様の服装は、「パパの服装」と変わりませんので、上記をご参考になさってください。

お祖母様の服装
  • 和装の場合は、夏用の色留袖や訪問着を選ぶ
  • 体調が優れないときは無理して着物を着ない
  • 洋装なら夏用のスーツやワンピース
  • 袖の短いトップスなら、お参りの際は長袖のジャケットを着用
  • スカート丈は長いほうがフォーマル度が高い
  • 暑くてもストッキングは、履くこと
エレガントなクールネックスカーフ

肌の露出を抑えるため、どうしても暑くなりがち。

そんなときは、首の後ろを冷やせるクールネックスカーフがおすすめです。

女性は、お肌の乾燥を防ぐために、風が出るタイプより、こういうのが良いです。

5.暑さ対策・服装以外

服装以外での暑さ対策も併用することで、少しでも体にかかる負担を減らしましょう。

ベビーカー用暑さ対策グッズ

ベビーカーは、座る位置が低いので、地面からの熱の影響を受けやすいです。

市販のグッズを上手に利用しましょう。

ベビーカー用の暑さ対策グッズは、以下のようなものがあります・

  • ベビーカー用扇風機
  • ベビーカー用保冷シート
  • ベビーカー用 日よけグッズ

それぞれについて、具体的に説明していきます。

ベビーカー用扇風機

ベビーカーに取り付けて使える 携帯用 扇風機です。

赤ちゃんの指を 巻き込まないような 安全設計なので、安心。

おうちにいるときは、キッチンで使ったり、メイク中のママの顔汗を抑えるのにも♪

また、おむつ替えのとき、扇風機で、おしりをしっかり乾かすことで、かぶれを防止するのにも役立ちます。

ベビーカー用保冷シート

ベビーカーに敷いて使うマットです。

保冷剤を入れるタイプの保冷シートは、赤ちゃんが冷えすぎたり、保冷剤が濡れてしまったりすることがあります。

ですので、通気性を良くするシートのほうが、おすすめです。

  • 3Dメッシュが、蒸れやすい背中やおしりの熱を発散
  • 洗濯ネットに入れれば、おうちでお洗濯も出来て、清潔&経済的
ベビーカー用 日よけグッズ
◆ベビーカー用サンシェード

まだお肌が弱い赤ちゃんの「夏のおでかけ」には必須!

こちらは、チャイルドシートにも取り付けられるタイプです。

◆UVカットブランケット

ベビーカーにも、抱っこ紐にも、使えるUVカットブランケット。

さらに、授乳ケープや冷房対策にもなります。

ベビーカー用遮断シート

ベビーカーの下側に取り付けるシート。

地面からの照り返し、放射熱を遮断し、ベビーカーが熱くなるのを防ぎます。

お宮参りでベビーカーを使用する際の注意点

神社やお寺は、階段や段差、石畳や砂利道(玉砂利)など、ベビーカーの使用が難しい場合もあります。

行き先を決める際に、足元の状況も確認しておきましょう。

遠方で、様子がわからないときは、神社やお寺に電話して、バリアフリー情報を尋ねてみましょう。

多くのところが、快く対応してくださいます。

抱っこ紐 暑さ対策グッズ

ベビーカーを使いにくい足元の悪い場所では、抱っこ紐がラク。

ですが、ママと赤ちゃん、お互いに体温が伝わりやすく、暑いですよね。

そんな抱っこ紐を快適に使うには…?

抱っこ紐の夏の暑さ対策には以下のようなグッズがあります。

  • 夏用の抱っこ紐
  • タオルや汗取りパッド
  • 保冷剤
  • UVカットケープ
  • 日傘
  • 空調抱っこ紐カバー(神アイテム!)

メッシュ素材の夏用抱っこ紐を使い、赤ちゃんとママが接する部分に汗取り用のタオルやパッドを入れている方が多いです。

また、保冷剤を抱っこ紐のポケットに入れたり、タオルに包み、ママと赤ちゃんの間に入れたりしている方も。

抱っこ紐用の保冷剤なども市販されています。

一番のおすすめは、「空調抱っこ紐カバー」

簡単に言うと、小さなファン(扇風機のようなもの)が付いている抱っこ紐カバー。

外気を取り入れ、風が通り抜けるため、汗が蒸発し、涼しさと快適さをキープします。

フード付きなので、赤ちゃんを優しく包み込み、紫外線対策もバッチリ。

夏の過酷な環境で 屋外作業をする方のための 空調服を作っている会社が 研開発した 信頼できる商品です。

赤ちゃんやママの負担を減らすためにできること

お宮参りは、赤ちゃんの誕生を産土神/氏神様にご報告し、無事産まれたことへの感謝の気持ちを伝え、これからの健やかな成長を願う儀式です。

神社へ参拝し、ご祈祷を受ければ、お宮参りは終了。

ですが、記念写真を撮ったり、参加した方々でお食事会をしたりすることも多いです。

ただ、写真撮影やお食事は、絶対にしなければいけないものではありませんので、省いてもOK。

お宮参りのスケジュールを考えるときには、

  • するべきこと
  • したいこと
  • 無駄な時間を省き、効率よく済ませること

を、考えましょう。

お宮参りを短時間で済ませるコツ

予約できるものは、すべて予約しましょう

  • ご祈祷
  • 写真撮影(写真館/フォトスタジオ/出張撮影など)
  • お食事、またはケータリングなど
  • 移動にタクシーを使うならタクシーも予約

ご祈祷は、当日受付しかできない神社もあります。

その場合は、ご祈祷の受付開始時間を調べておき、早めに行きましょう。

写真撮影は、暑い時期なら 写真館/フォトスタジオが、おすすめです。

  • エアコンがある
  • お化粧直しもできる
  • 荷物が置ける

その他、授乳やおむつ替えがしやすいなど、メリットがいっぱいです。

あれこれと商品をすすめられると 時間もお金もかかるので、必要なカット数だけを伝え、サクッと撮影してもらいましょう。

必要なカット(写真)とは?

  • 赤ちゃん1人写り
  • ご家族(パパ・ママ・赤ちゃん・兄妹)
  • ご親族(参加者全員)

上記の3カットが一般的。

  1. 赤ちゃん1人写り+ご家族の2カット
  2. 赤ちゃん1人写り+ご親族の2カット

1、または、2、どちらか、2カットでもOK。

たまに、ご親族のもの1カットのみご希望されることもありますが、赤ちゃんのお顔がとても小さくなってしまうため、赤ちゃん1人写りは将来的にも撮っておいたほうがよろしいかと思います。

出張撮影なら事前に撮影許可の確認が必須

ご祈祷を受けず 一般的な参拝で 済ませる場合は、出張カメラマンに 来てもらって、お参りと撮影を 同時進行させるのも 時間短縮になります。

出張撮影を依頼するときは、神社に「商業カメラマンの撮影が可能か?」を 問い合わせておきましょう。

カメラマン禁止のところも、けっこうあります。

食事会をするかどうかは、相談して決めましょう

お宮参り後に食事会をするかは、ご両家のお祖父母様にも相談してみましょう。

外食するなら、予約と冷房対策が必要です。

お店選びのポイントは

  • 赤ちゃんのお世話がしやすいか
  • 個室があるか
  • 時間に制限があるか

などを考慮しましょう。

ランチの場合、個室使用なら90分~120分のところが多いです。

室内でエアコンも効いていますが、やはり長時間となると負担になります。

話が盛り上がって帰りづらい状況でも、制限時間があれば、お店のスタッフが中断してくれるので、気分的にもラク。

エアコンが寒いといけませんので、羽織るものと、おくるみかブランケットを忘れずに。

お店探しは、条件を絞って検索できるサイトを利用すると早いです。

まとめ

夏のお宮参りは

  1. できれば時期をずらしましょう
  2. 涼しい午前中に済ませましょう
  3. 服装は、きちんと感のあるもので夏用素材のもの
  4. 赤ちゃんの衣装の下は汗を吸う素材の服がおすすめ
  5. 赤ちゃんの着替え、水分補給はこまめに
  6. 暑さ対策グッズを上手に利用しましょう
  7. 効率よく済ませ、短時間で終わらせる
  8. 予約できるものは、すべて予約しておく

産後、慣れない育児でバタバタする時期でもあります。

体調を最優先して、無理なく楽しいお宮参りを~(*^-^*)