お宮参りの産着、長襦袢はいる?いらない?

お宮参り衣装襦袢はいる?いらない?

お宮参りの赤ちゃんに着せる産着はあるけど、長襦袢がないという場合って、ありますよね。長襦袢が、いるのか、いらないのか、わからないという方のお悩みを解決します。

この記事でわかること

  • お宮参りの産着の長襦袢は、いるのか、いらないのか
  • 産着の長襦袢だけが欲しい場合の入手方法はあるのか
  • 長襦袢がないとマナー違反になるのか
  • 産着に合わせる長襦袢と七五三の長襦袢の違い
  • 産着と襦袢を使うときの注意点
スタジオGRACE
馬場みのり

数多くのお宮参り記念撮影をしてきたスタジオGRACEカメラマンの馬場みのりが、執筆します。

着物のことやお宮参りのことが全くわからない方にも理解できるよう、やさしい言葉で、具体的にご説明します。

記事の読み方:パソコン・スマホに標準で備わっている「音声読み上げ機能」を使うと便利!用事をしながらでも内容がわかります。

お宮参りの産着は、いろいろな呼び方があります。

祝い着、お祝い着、宮参り着、初着(うぶぎ)、熨斗目(のしめ)、掛け着、ハレ着など

この記事では「産着」で統一して記載します。

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お宮参りの産着の長襦袢は、いる? いらない?

結論から申し上げますと

  • あったほうが良いが、なくても良い
襦袢とは着物の下に着るインナーのことです
襦袢とは着物の下に着るインナーのことです

長襦袢があったほうが良い理由

長襦袢があったほうが良い一番の理由

  • 産着に張りが出て美しく見えるため、写真写りが良い!

産着の生地だけですと、薄いため、シワやヨレが出やすいです。

特に正絹の産着は、しなやかなので、シワやヨレが出ます。

高級な産着だけに、それはもったいない!

襦袢は、ほとんどがポリエステルで出来ているので、生地がかたくハリがあります。

この襦袢を1枚重ねるだけで、ずいぶんと写真写りは良くなります。

カメラマン目線で言うなら、「襦袢はあったほうが良い」です。

写真写り以外の理由は、

  • 産着のそで口からチラリと見えるつけ袖が可愛い
  • 春、秋、冬は、保温性が良く、赤ちゃんの防寒にもなる

長襦袢がなくても良い理由

襦袢がなくても良い理由は

  • 産着にはヒモがついているため、襦袢がなくても使うのには困らない
  • 夏は暑さ対策で襦袢を外して使うこともある

襦袢がないと、見た目のペラペラ感は否めませんが、他のご家族と一緒でなければ、気にならないと思います。

襦袢をつけて産着を掛けている人と並ぶと、ちょっと気になるかも…って、感じです。

産着の長襦袢だけが欲しい場合の入手方法はある?

いろいろ調べてみたところ、

  • 楽天市場
  • ヤフーショッピング
  • Amazon

が、安くて、早く届くので、おすすめです。

3歳の七五三で産着を仕立て直して着る場合、結局、襦袢も買うことになります。

それなら、お宮参りの時に買っておく方が複数回使えるし、写真写りもよくなるし、お得。

素材は、ポリエステルが良いです。理由は、

  • 自宅で洗える
  • シミや虫食いができにくい
  • お手入れと保管が簡単

特に和服の知識がなくても、お洗濯して、よく乾かし、たたんでクローゼットに入れておくだで、七五三を迎えるまで、きれいに保管できます。

湿気が多いとクローゼットの中にカビがはえるので、湿気には気をつけたほうが良いです。

通販では、写真を見て、光沢と張りのあるものを選びましょう。

見てもわからないという方のために、おすすめの襦袢のリンク、貼っておきますね。ご参考にどうぞ。

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長襦袢がないとマナー違反になる?

  • 大丈夫です。マナー違反ではありません。

赤ちゃんの正装は、白羽二重の内着に、襦袢と産着、帽子とよだれかけです。

しかし、襦袢は見えないところなので、なかったからと言って、マナー違反とまではなりません。

  • 見えないから、なくてもいいと思う方は、襦袢なしで良いでしょう。
  • 見えないけど、きちんとしたいと思う方は、用意すると良いですね。

産着に合わせる長襦袢と七五三の長襦袢の違いとは?

お宮参りの産着に合わせる襦袢と、七五三で使う襦袢の違い、ご存知ですか?

お宮参りで使う襦袢は

  • 袖がまっすぐで四角い形
  • つけ袖がついている
お宮参り衣装の襦袢の特徴
お宮参り衣装の襦袢の特徴

七五三で使う襦袢は

  • つけ袖をとり外す
  • 袖の下をまるく縫う
  • 肩上げ、腰上げをする

お宮参りで使った襦袢を七五三で使う場合は、このような加工をします。

加工自体は難しくないので、自宅でもできます。

お裁縫は苦手、忙しくて時間がない!という場合は、加工してくれる業者さんもあります。

産着と襦袢を使うときの注意点

  • シミやほつれなどがないか確認しておく
  • 代々使っているものなら七五三用に加工していないか確認しておく
  • もし、七五三用に加工していたら、肩上げや腰上げをほどいておく
  • 家紋を入れ替えるなら、早めに業者に依頼しておく

正絹(シルク100%)の産着は、シミができやすいので、事前に確認しておきましょう。

着物丸洗いをしていても、「汗抜き」をしていないとシミができることがあります。

また、赤ちゃんがミルクを吐いてしまったときの母乳ジミも着物にとっては、強敵です。

気になるシミがあれば、ご家族で相談して、買い替えやレンタルも検討しましょう。

お宮参りは、お子様にとって人生で一回きりの大切な行事です。

もちろん、ご家族にとっても、一生の思い出に残る記念日となりますので、少しでも気になることがあれば、スッキリさせておきましょう。

まとめ

  • お宮参りの産着の長襦袢は、なくてもマナー違反ではない
  • 写真写りや使っているときの見た目を良くしたいなら、あったほうが良い

お宮参りの産着や襦袢を確認するときには、ついてに帽子やよだれかけにもシミがないか、確認しておきましょう。

ちなみに、帽子はなくても良いですが、よだれかけは必須!

よだれかけがないと、産着から下に着ている服が見えるので、写真写りが悪いです。

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よだれかけや、帽子については、こちらで詳しくご紹介しています。