お宮参りの写真撮影 どこで撮る? 選び方は?料金は?双子の場合はどうなる?
写真館(フォトスタジオ)と出張撮影のメリット・デメリットや費用、双子の場合、料金はどうなるのかなど、お宮参りの写真撮影について、気になることをわかりやすく解説します。
- お宮参りの記念撮影をどこに頼めばいいのか、わからない
- カメラマンや写真館の選び方、予約方法、料金、注意点を知りたい
- 双子の場合は、料金などは、どうなるのか知りたい
本記事は、このような方へ向けて執筆します。
これを読めば
- 希望に合った写真撮影の方法を見つけられる!
以下の順に説明していきます
- プロカメラマンに撮影を頼むなら、この2択
- 写真館/スタジオのメリット・デメリット・費用
- 出張撮影のメリット・デメリット・費用
- データを自分でプリントするときの注意点
- 撮影カット数・写真台紙の注文方法
- 双子の場合の費用・注意点
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プロカメラマンに撮影を頼むなら、大きくわけて2つの選択肢
プロカメラマンにお願いする方法は、大きく分けて2つ
- 写真館(フォトスタジオ/店舗)へ行って撮影してもらう
- 出張カメラマンに出張撮影(ロケーション撮影)をお願いする
写真館、出張撮影、ともに「お子様や家族写真」を撮影しているかどうかを事前に確認しましょう。
店舗によっては大人の撮影しかしていない場合もあります。
では、次に、それぞれのメリット、デメリットをあげてみます。
選ぶ際のご参考になさってください。
写真館(フォトスタジオ)のメリット・デメリット・費用
写真館と写真スタジオ/フォトスタジオは、言い方は違いますが、ここでは「写真撮影・記念撮影をする店舗」として同じ意味で使います。
個人の小さな店舗、大きな企業の店舗、それぞれに差はありますが、一般的に共通して言えることをあげていきます。
写真館(写真スタジオ)のメリット
- 天候、気温、時間帯に関係なく撮影できる。
- 太陽に左右されないので飾っている見本の写真と同じようなの写真に仕上がる。
- 荷物が置ける
- お手洗い、化粧直し、おむつ替えができる。
- 撮影中も髪の乱れや服装の乱れを直してもらえる。
- カメラマン、スタッフの声が聞き取りやすい。
- プリント写真、写真台紙、フォトブックなど商品が豊富。
- 赤ちゃん撮影専用の椅子がある
- プリント写真、台紙アルバム、データなど、商品が豊富
スタジオによっては
- 衣装(着物やドレス、小物など)が借りられる
- ヘアメイクしてもらえる
- 着付けをしてもらえる
- 着替えや授乳ができる
何かと荷物が多くなる赤ちゃんとの外出。
双子ですとけっこう大きな荷物になります。
「荷物が置ける」というのは、すごく助かります。
写真館 (フォトスタジオ)のデメリット
- 自宅やお宮参りの神社から近いとは限らない
- 予約をしていても、先客の状況により待たされることがある
- 背景にバリエーションが少ない
- スタジオ撮影に慣れていないと緊張しがち
- 閉鎖された空間が苦手な人にはキビシイ
衣装のレンタルやメイク、ヘアセットのサービスがあるお店は、撮影より準備に時間がかかります。
待ち時間が、赤ちゃんや祖父母様に負担になってしまうことも…。
事前に、必要なサービス、希望のカット数を考えておけば、短時間で済ませることができます。
お子さまの撮影が多い七五三シーズンの土日は、特に混みます。
11月に撮影するなら、平日がおすすめです。
写真館 (フォトスタジオ)の料金
◆通常の平均的な料金は?
写真館(写真スタジオ)で使う平均金額は2~3万円と言われていますが、
お宮参り撮影の場合は、平均5~7万円くらいです。
◆双子の赤ちゃんの場合、費用はどうなるの?
- お宮参り撮影の料金を「1家族○○○○円」と設定している写真館は、双子でも料金は変わりません。
- 人数で料金を設定している写真館は、追加料金がかかることがあります。
「衣装のレンタルが無料」と宣伝しているスタジオも、「お子様1名分が無料」や「1着が無料」など条件があります。
双子の場合は、もう1名分は追加料金が発生しないか確認しておくと安心です。
人数によって料金が変わる写真館の場合、
例えば、9名までは撮影料金○○○○円で、10名以上は1名につき追加料金○○○○円という感じです。
料金設定はお店により様々ですので、事前にホームページや電話で必ず確認しましょう。
赤ちゃんの服装 おすすめ関連記事
赤ちゃんの衣装については、こちらに詳しく書いています
写真館 (フォトスタジオ)利用の仕方 予約方法
写真館を利用するための手順をご紹介します。
①まずは、電話で問い合わせしてみましょう。
確認しておきたい事項
- 料金プランについて(人数が増えたら?双子の場合は?など)
- 限定のキャンペーンや特典はある?
- 衣装のレンタルについて(費用・汚したり破損した場合は?)
- 撮影当日の流れ
- 撮影にかかる時間
- 商品の受け渡し方法は?
- 代金の支払い方法は?(現金・クレジットカードなど)
- 商品代金以外に追加料金が発生することはある?
- 赤ちゃんが寝たり泣いたりで撮影できなかった場合どうなるか
- 急な体調不良などで来店できなくなった場合は?
いろいろ質問したときに、電話対応が悪かったり、めんどくさそうにされた場合、そこにはいかないほうが良いです。
電話で「感じ悪いな」と思ったら、別のお店を探しましょう。
直接店舗に行って尋ねる場合は、土日や午前中は受付が忙しいことも多いので、平日の午後や夕方がおすすめです。
②問い合わせた情報をもとに、ご家族で検討しましょう。
お祖父母様も一緒に写真に写ってほしい場合は、その旨を両家の祖父母に伝え、了承を得ておきましょう。
③撮影することが決まったら、予約を取りましょう。
予約時に店舗に伝えること
- 希望の撮影内容(お宮参り撮影)
- 希望の日時
- 来店人数(大人〇名、こども〇名)
- 赤ちゃんの性別、月齢
- 衣装をどうするか(持参する/レンタル希望)
- 撮影の前後に食事など予定がある場合は「〇時までに撮影終了してほしい」と伝えておきます
この他、希望があれば伝えておくと良いです。
出張撮影(出張カメラマン)のメリット・デメリット・費用
出張撮影を依頼するには、
- 出張撮影をしているお店にお願いする
- 個人のカメラマンに直接お願いする
- 紹介サイト(マッチングサイト)を利用する
という方法があります。
メリット・デメリットについては、それぞれに共通する一般的なことを記載します。
出張撮影(出張カメラマン)のメリット
- 参拝する神社へ来てもらえる(神社内が撮影禁止でなければ)
- お参りの様子を撮影してもらえる(撮影禁止でなければ)
- 予約の時間に来てくれるので待つことがない
- 背景に奥行き・バリエーションがある
- あまり緊張せず、自然な表情が撮れる
出張カメラマンによっては
- 赤ちゃんの衣装が借りられる
- 撮影小物が借りられる
※格式の高い神社や有名な神社は出張撮影を禁止しているところもあります。
※境内での撮影がOKでも、建物内・ご祈祷中の撮影は禁止の場合が多いです。
出張撮影(出張カメラマン)のデメリット
- お天気が悪いと撮影できない
- お天気、時間帯により光が変わるため写真の雰囲気が一定ではない
- 荷物を置くところがない
- 撮影中、髪や服装が乱れても直しにくい
- まわりがうるさいとカメラマンの声が聞き取りにくい
- プリント写真、写真台紙、フォトブックなどの商品を扱っていないことがある
- お手洗いやおむつ替え台、授乳室が近くにないことがある
- 赤ちゃん撮影の椅子がないため、「きちんとした記念写真」が撮れない
出張カメラマンを選ぶには? 写真のうまい・下手 見分け方
出張撮影は、場所・お天気・時間帯が毎回変わるため、
カメラマンがサンプル写真で掲載している写真と同じように撮れないことがあります。
腕のいいカメラマンならお天気や太陽の位置が変わっても、うまく対処し、きれいに写してくれます。
カメラマン選びは難しいですが、プロフィールやサンプル画像をしっかり見て選びましょう。
写真の「うまい / へた」って、どうやって見分けるんですか?
見るべき点はたくさんありますが、誰でも簡単にわかりやすい方法をひとつ、教えますね!
それは、サンプル写真を見て、「水平と垂直がとれていない画像」をアップしているカメラマンは
基本ができていないので、避けたほうが無難です。
写真の背景に柱や電柱など、何かまっすぐなものがあれば、それがまっすぐに写っているか、
机や床の線がきっちり水平になっているかを見ればすぐ判断できます。
ただ、下からあおり気味に撮影したりするとまっすぐであるはずの線が斜めになることはあります。
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例えば、この写真ですと人物の横にある街燈とか地面を見ると
水平、垂直が分かりやすいです。
頭の上と背中にある高架はゆるく坂道になっているので、この場合はまっすぐでなくてOKです。
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写真の良し悪し、うまい下手は、個人の感じ方によるものも大いにありますが、これについては、また別の記事で詳しく書きますね!
出張撮影(出張カメラマン)の料金
出張撮影(出張カメラマン)の料金の平均金額は2~3万円と言われています。
オプションで写真台紙やフォトブックを追加するともう少し高くなります。
出張撮影は、
- データだけでいい
- きちんとした「ザ・記念写真」みたいなのはいらない
- お宮参りのようすを撮ってほしい
というお客様におすすめです。
出張撮影は、60分○○○○円と時間を基本にしていることが多いため、
双子の場合でも追加料金が発生しないことが多いです。
これもカメラマンによって異なるので、必ず事前に確認しておきましょう。
写真に関する豆知識
赤ちゃんが産まれると写真を撮る機会が増えます。
たくさん撮って、たくさんプリントして、思い出のアルバムを作ってあげましょう。
写真プリントをあまりしたことがない方へ。
ご参考になれば幸いです。
データをもらって、ご自分でプリントするときの注意点
まず、以下のことをお伝えしておきます
- お店によってプリント写真の仕上がりは異なる
- 使用する紙によってプリント写真の仕上がりは異なる
- 機械を扱うオペレーターによってプリント写真の仕上がりは異なる
- 機械が勝手に自動補正をかけていることがある
- 撮影画像はパソコンやスマホで見るより、プリント写真にしたほうが暗く見える
とりあえずプリントを注文する際は、
- 撮影画像を画像編集ソフトで明るさ、色、コントラスト調整をした場合は、プリントの際の「自動補正」をオフにする。
- カメラマンがレタッチをしたデータをプリントするときも「自動補正」はオフにする。
この2点を覚えておいてください。
自動補正がかかると「黒」が強く出るので、なんか黒っぽいな…という写真になりがちです。
もし、注文画面で「自動補正」をオンにした画像とオフにした画像を見比べることができるなら、しっかり見て確認してから、きれいなほうを選びましょう。
【プリント写真は、ネットで注文するのが便利】
ネットプリントは最短1日仕上げ。
早ければ、翌日には自宅に届きます。
赤ちゃんが誕生するとお祝いの行事が続きますから、いろいろなお店で試してみて、お気に入りのプリントショップを見つけておくと良いですよ (*^-^*)
お値段も安いので、スマホで撮った写真も気軽にプリントできます。
写真のサイズも豊富♪
◆写真プリント1枚5円。プリミィ-primiiネットで注文、自宅にお届け。簡単!早い!安い!高品質! しろくまフォト ◆フジカラーデジカメプリント1枚12円、ソフト不要でオンライン注文。コンビニ支払いOK。 ◆ネットで写真プリントは写真館フォトピース! ◆【シャシンヤドットコム】ネットで写真プリント ◆写真プリント&額装専門店 家族図鑑
※お店によっては注文する際、アップロードする画像のサイズが大きすぎるとアップできない場合があります。その場合は画像のサイズ調整をしてからアップします。
撮影カット数と写真台紙の注文の仕方
写真台紙が欲しいお客様へ
まず、写真台紙を作る目的を明確にしましょう。
- パパやママのご自宅用(自分用)
- 赤ちゃんのために残してあげる
- 両家の両親へプレゼント
一般的には、こういった目的が多いです
では、次に、②の赤ちゃんの将来のために残すのであれば
双子の場合、それぞれ1冊づつ作ってあげましょう。
赤ちゃんが成人し、結婚するときに、今までの撮影した記念写真を持って独立する(家を出る)ことが多いため、双子ちゃんお二人で1冊しか作らなかったら、何十年後かに困ります。
通常写真館でのデータ保存には期限があり、それを過ぎるとデータは削除するため、後日注文が難しいです。
①や③の場合は、赤ちゃんのお顔が大きく写った写真とご親族全員の写真を1つの台紙に入れると良いでしょう。
お宮参り記念撮影の服装 双子の場合は?
お宮参りの記念撮影では、赤ちゃんの服装は
- 和装(産着/初着/お祝い着/宮参り着/掛け着/熨斗目)
- 洋装(ベビードレス、ケープ)
が主流です。
双子の場合、衣装をお揃いにするかどうか迷ったら…
スタジオGRACEでは、双子、三つ子の撮影をしていて、「衣装はお揃いにしない」お客様のほうが多かったです。
理由を聞いてみると
- パッと見て、見分けやすい
- 衣装をレンタルする際、同じものが置いてなかった
- 性別の違う双子だから(男の子、女の子)
ということでした。
ママやパパの服装は
主役である赤ちゃんが正装の場合、ママとパパもスーツなどのフォーマルウェアにするとバランスが取れた写真になります。
双子の写真撮影での注意点
赤ちゃんが2人ですと、写真撮影も難易度が上がり、時間もかかります。
なるべくスムーズに済ませるには…
写真撮影をスムーズにするために決めておくこと3つ
- 赤ちゃんを抱っこする人
- 必要な商品
- 必要なカット数
を、あらかじめ決めておきましょう。
赤ちゃんが寝ていると撮影できませんので、撮影開始時間におなかが空いて起きるよう、授乳時間で調整します。
だいたい撮影開始の2時間前には授乳を済ませると良いでしょう。
お宮参り・記念撮影を憂鬱なものにしないために
①ママの体調が最優先
双子の赤ちゃん、三つ子の赤ちゃんは、育児も2倍、3倍、とっても大変。
お宮参りや記念撮影は、まず、ママの体調を優先。体調が優れないなら予定変更やキャンセルもありです。
②用意は、できる人に任せましょう
衣装の用意や写真撮影の予約、お食事会の予約などは手分けして、できる人に頼みましょう。
③時期をずらすのもOK
一般的にお宮参りは生後1か月頃行うと言われていますが、生後3か月や5~6か月で行うご家庭もあります。
慣れない育児で体調も気分も優れないようなら、お宮参りの時期を先延ばしにするのも1つの方法です。
④外出時間や荷物を減らすには…
- お参りと写真撮影を1日でせず、別々にする
- お参りはせず記念写真だけにする
- 衣装や小物は写真館でレンタルする
- お宮参り後の食事会をなしにする
- なるべく自宅から近いところで済ませる
⑤祖父母に協力してもらいましょう
抱っこしてくれる人が多いと、移動やトイレが楽になります。
できるだけ、お祖父様、お祖母様にも助けていただきましょう。
⑥足元の悪い場所は避ける
階段や段差の多い道、石畳などは普通のときでも疲れます。
赤ちゃんを連れての移動だと負担も大きくなるため、なるべく足元の悪い場所は避けましょう。
まとめ
写真撮影をプロに頼むなら、この2択
- 写真館(写真スタジオ)へいく
- 出張撮影を頼む
こんな人は写真館 ( 写真スタジオ )へ
- きちんとした記念写真がほしい
- プリント写真や写真台紙がほしい
- 天候の心配をしたくない
- お手洗い、おむつ替えの場所、荷物置き場に困るのはいや
こんな人は出張撮影がおすすめ
- お宮参りの雰囲気や様子を残したい
- プリント写真や写真台紙は重要ではない
- お宮参りの神社に来て撮影してほしい
- 価格・安さ重視
※お宮参り・七五三で「参拝やご祈祷をせず、撮影だけ」を神社やお寺でするのは、大変失礼にあたりますのでお気を付けください。
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