お宮参りに「抱っこ紐」は必要?おすすめの抱っこ紐は?ベビーカーでも良い?
お宮参りに「抱っこ紐」が必要な場合、不要な場合について詳しくご説明します。
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お宮参りが赤ちゃんとの初めてのお出かけなら
抱っこ紐やベビーカーが必いるのか悩みますよね
状況による「必要なケース」「不要なケース」をご紹介します
この記事は、多くのお宮参り撮影をしてきたスタジオGRACEのカメラマンが実体験をもとに書いています
抱っこ紐が必要な(あったほうが便利な)ケース
抱っこ紐には、いろいろな種類がありますが、ひとまず必要か不要かを見ていきましょう。
では、先に「抱っこ紐が必要、または、あったほうが便利なケース」をご紹介します。
- パパ、ママ、赤ちゃんだけでお宮参りをする場合
- 小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合
- ご祖父母様が赤ちゃんを抱っこするのが難しい場合
- お参りする神社に階段や段差が多い場合
- お参りする神社の境内に、でこぼこや砂利道が多い場合
- 移動が車ではなく電車やバスなどの場合
- 赤ちゃんの服装(ベビードレス等)がツルツルした素材の場合
では、引き続き、①~⑦についての理由と、どんな抱っこ紐が良いかご紹介します
そのあとに、購入かレンタルかの検討と、写真撮影の時、どうするかも解説します
お宮参りに抱っこ紐が必要な理由
先ほど挙げた「抱っこ紐が必要、または、あったほうが便利なケース」①~⑦の理由をひとつずつ、見ていきましょう。
①パパ、ママ、赤ちゃんだけでお宮参りをする場合
パパ、ママ、赤ちゃんだけでこじんまりとお宮参りをするときは、赤ちゃんを抱っこしてくれる人が他にいません。
そうなると、
- 長時間の抱っこで腕がつかれる
- 両手を使いたいときに困る
ということが考えられます。
両手を使いたいときは、
- ご祈祷の申し込み
- 初穂料を神社へ納めるとき
などです。
抱っこ紐があれば両手が使えるので便利です。
赤ちゃんとのおでかけは、荷物も多くなります。
パパが荷物を持ち、ママが赤ちゃんを抱っこすると、二人とも手がふさがってしまいます。
そうなると、ご祈祷の申込書記入や初穂料を収めるとき、とても不便です。
やはり、初穂料は、丁寧に両手で渡したいですしね。
外出中、ずっと抱っこしているのも、けっこう大変。
体への負担を減らすためにも、抱っこ紐は役立ちます。
②小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合
まだ小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、迷子にならないよう手をつなぐことがあります。
そんなとき、両手が使える抱っこ紐が役に立ちます。
③ご祖父母様が赤ちゃんを抱っこするのが難しい場合
お祖父母様のお体に どこか不自由があり、赤ちゃんを抱っこできないときは、ママが長時間抱っこすることになるかもしれません。
そんなときは、抱っこ紐があるとラクです。
また、写真撮影のとき、
例えば、お祖母様が「腕が痛いから赤ちゃんを抱くのがこわい」という場合でも
抱っこ紐があれば、安心。
腕に負担をかけず、安全に赤ちゃんとお写真を撮ることができます。
産後のママに多い手首の痛み
赤ちゃんが新生児~生後3か月くらいの間は体重も軽いし、抱っこ紐は不要と思うかもしれません。
しかし、実は産後のママが手首の痛みを訴えるケースは、とても多いです。
これは、妊娠・出産に分泌される女性ホルモンの影響が一因で腱鞘炎が起こりやすくなっています。
そんな状態でも育児は休みなく続きますので、できるだけ体への負担を軽減できるよう便利グッズを駆使して乗り切りましょう。
腕の負担を軽減できる♪便利グッズ
抱っこ紐 バウンサー 電動搾乳機
哺乳瓶サポートクッション 授乳クッション など
生後1か月~3歳まで対応の人気の電動バウンサー(*^▽^*)
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④お参りする神社に階段が多い場合
神社の階段や段差が多いと、ベビーカーが使えません。
そんなとき、抱っこ紐があれば、すごくラクです。
神社は古い建物が多く、階段や段差のたびにベビーカーを持ち上げなければいけないことも多々あります。
できれば、神社へ行く前に、中の様子を調べておくと良いですね
神社のホームページにある写真だけではわからないこともあります。
事前に下見に行けない場合は、電話して聞いてみましょう。
⑤お参りする神社の境内に、でこぼこや砂利道が多い場合
神社やお寺は古い建物が多く、道の状態が良くない場合もあります。
また、石畳や砂利(玉砂利)が敷かれている場所も多く、ベビーカーが使えないこともあります。
神社の中が平坦であっても、道の凸凹がある場合はベビーカーが使えません。
そんなとき、抱っこ紐があると便利です。
⑥移動が車ではなく電車やバスなどの場合
移動が電車やバスなどの公共交通機関の場合、抱っこ紐が便利です。
混んでいる場合は、ベビーカーに赤ちゃんをのせたままにしておくのも危険。
抱っこ紐のほうが移動もしやすく、赤ちゃんもママに密着できるので安心です。
赤ちゃんの服(ベビードレス等)がツルツルした素材の場合
赤ちゃんに着せる服の素材がツルツルしていると、すべって抱っこしにくいことがあります。
ベビードレスを着せたい場合は、素材を確認し、抱きにくいときは「抱っこ紐」を利用しましょう。
新生児から使える おすすめの抱っこ紐
抱っこ紐には製品に保証がついているものがあります。保証期間や保証内容もしっかり確認しましょう。
napnap ベビーキャリー Vision(ヴィジョン)
オールインワン抱っこ紐♪これ1つでOK!新生児から使えます。
男女兼用なので、ママもパパも兼用で使えます。
小物を収納できるのも便利。
使わないときは、くるくる巻いてウェストポーチサイズにできます。
コニー 抱っこ紐 サマー
軽量でコンパクトに折りたため、お洗濯も簡単!
「サマー」は「オリジナル」に比べ、通気性が良く、高温多湿の日本の夏にピッタリ。
新生児から使え、それぞれの月齢に適した正しい姿勢を保つことが出来ます。
肩にかかる部分が超幅広なので、体への荷重が分散され、首・肩・腰に優しいです。
外した時は小さくたためて、重さも200gと超軽量。
体のサイズに合わせて選ぶため、パパとの兼用は難しい場合も。
ベビービョルン 抱っこ紐 ベビーキャリア ハーモニー
ベビー用品の王道ブランド「ベビービョルン」の抱っこ紐は、どれも新生児から使えます。
こちらの「ベビーキャリア ハーモニー」は最高の着け心地を追求した最新・最上級モデル。
対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶなど、成長に合わせた4通りの抱っこができます。
人間工学に基づき設計されたウェストベルト付きのデザイン。
新たに開発された3Dメッシュで通気性も抜群、赤ちゃんの体にもピッタリフィット。
ベビービョルンの製品はユーザー登録をすれば、保証期限が2年になります。ユーザー登録はネット上で簡単にできます。商品を購入する際に「ユーザー登録番号」が書かれた書類がついています。通販の場合は商品と一緒に届けてくれます。
エルゴベビー 抱っこ紐 オムニ ブリーズ
抱っこ紐と言えば「エルゴ」。赤ちゃんの成長に合わせてシート調整できるので、子育てが初めてのママや、おでかけの多いママにおすすめ。
機能性、使い心地の良さはもちろん、カラーバリエーションも豊富。
新生児でも、専用のインサートは不要。そのまま使えるので簡単!
赤ちゃんの体重をバランスよく分散させる設計なので、長時間の抱っこでも背中や腰にかかる負担が軽減できます。
サイズ調整すればパパとの兼用も可能。ウェスト132cmまでいける!
赤ちゃんの対象年齢は生後0か月~体重20.4kgまで。
エルゴの抱っこ紐はユーザー登録をすると保証期限が2年になります。ユーザー登録の際には購入の証明がいるので、領収書やレシートを捨てずにとっておきましょう。
購入かレンタルか、どっちがお得?
抱っこ紐は、購入したほうが良いのでしょうか?レンタルのほうが良いのでしょうか?判断基準は?
こんな場合は、抱っこ紐を購入しましょう
- 「レンタル」に良いイメージを持っていない方
- 誰かが使用したものって不安
- 使用頻度が高いと予想できる場合
- 自分に合った抱っこ紐が分かっている場合
- スリングを使いたい場合
スリングはシンプルな形で、新生児から使えて、お洗濯もラクチン♪
価格もお手頃なので、購入でも良いと思います。
新生児から1歳くらいまで同じサイズで使えます。
バックルなどがなく、たためば非常にコンパクトで軽量。
収納にも困りません。
スリングは、使いにくいという方もいらっしゃいますので、レンタルで試着してから考えるのも良いですね。
こんな場合は、抱っこ紐をレンタルしましょう
- レンタルに抵抗がない
- 使用頻度が低いと思われる
- 自分に合う抱っこ紐のタイプがわからない
- いろんなスタイルの抱っこ紐を試してみたい
- 良い物を低価格で使いたい
抱っこ紐は赤ちゃんの成長や用途に合わせて、変える必要があります。
家事をするとき、外出するときなど。
半数以上のママさんたちが2~3個の抱っこ紐を使い分けています。
高機能な抱っこ紐は高価なことが多いですが、レンタルだとお手頃価格で試すことができるのも良いですね。
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抱っこ紐の使い分け ひとくちメモ
携帯やお財布が収納できる抱っこ紐は、便利だけど、肩と腰で支えるため、ずっと同じものを使うと体の同じ部分に負担がかかります。
スリングの場合は、また負荷がかかる場所が違うので、交互に使うと良いです。
スリングのように簡単に装着でき、Tシャツのような感覚で使える物をおうちで使い、
ウェストポーチや小物の収納がついているものをお出かけに使うというふうに、使い分けるのがおすすめです。
写真撮影のとき、抱っこ紐はどうする?
お宮参りには写真撮影がつきもの。さて、写真を撮るときは抱っこ紐って、いる?いらない?
こんなときは抱っこ紐を外しましょう
抱っこ紐をつけた上から、赤ちゃんのお祝い着 ( 産着/かけ着 )をつけると、どうしても紐が見えてしまいます。
通常は、写真撮影の直前に抱っこ紐を外し、赤ちゃんを抱きなおし、衣装を着けます。
スリングのように、薄い布で服のように見え、
お祝い着から見えていてもおかしくない場合は、そのままでもOK。
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ヒップシートがついている抱っこ紐の場合は、撮影時に肩ヒモをとり、
ヒップシートだけ残して、そのうえに赤ちゃんを座らせて撮ると腕がラクです。
こんなときは、抱っこ紐をつけたままで
手や腕などに健康上の問題があり、抱っこが不安な場合は、抱っこ紐をつけたまま、お祝い着をつけましょう。
赤ちゃんを落っことしてはいけませんので、見た目よりも安全を重視しましょう。
抱っこ紐が不要なケース/使いにくいケース
こんなときは、抱っこ紐は不要
- 赤ちゃんを抱っこしてくれる人がたくさんいる場合
- ほとんど車移動で神社内も段差がなくバリアフリー
こんなときは、抱っこ紐が使いにくい
- 着物のときは、装着しにくい
- 着物がきくずれるおそれがある
- 抱っこ紐の形により、使いやすさに個人差があるため、形によっては使いにくいことがある
- 装着に慣れていないと、装着がめんどうに感じることもある
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お宮参り 写真撮影のコツ 衣装をきれいに写し、赤ちゃんを安心させる方法
赤ちゃんの行事で記念撮影をするときに役立つ、とっておきアイテムをご紹介します。
それは…
\ ガーゼの布(おくるみ) /
安いものなら1000円以下で購入できます。
私が使っているのは850~900円くらい。国産の大判ガーゼタオルです。
記念撮影のときは、赤ちゃんを「おなかの中にいたときのような姿勢」になるよう、ガーゼの布で包みます。
そうしてから抱っこすれば、赤ちゃんも安心し、手足をバタバタさせることもなく、きれいに衣装をつけることが出来ます。
赤ちゃんは、少し窮屈そうに見えるくらいの密着感が安心しますので、きゅっとおくるみを巻いてあげましょう。
おくるみの布はなるべく薄いものを使います。
この状態で、赤ちゃんのお顔が前向きになるよう抱っこしてから、お祝い着をつけ、よだれかけも着けます。
帽子はお顔に影が落ちるようでしたら、帽子なしで撮影します。
抱っこする人が不安になると赤ちゃんにも感情が伝わりますので、自信をもって、しっかり抱っこしてあげましょう。
これは、ご祈祷や参拝の時にも使えます。
ご祈祷の前、本殿に入る前のタイミングで赤ちゃんをおくるみで包み、衣装をつけます。
赤ちゃんは安心して寝るので、他のご家族がいっしょにご祈祷を受ける際にも静かにできて安心です。
※地域によっては、ご祈祷中は元気いっぱい泣いたほうが神様が見てくれるから良いという説もあり!
お食事に行った際にも、ぐずったらおくるみをして寝かせることも出来ます。
安いもので良いので、事前に準備して、ぜひご持参ください。
おくるみは、慣れない人がすると、赤ちゃんの手足の関節を間違った形に固定してしまうことがあります。
この時期の赤ちゃんの正しい姿勢は、子宮の中にいたときの姿勢です。
背中は前かがみに曲がり、腕は胸の前で「W」になるように曲げ、足は「M」のような感じです。
わからないときは、きちんと調べてからおくるみを巻くようにしましょう。
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まとめ
お宮参りに抱っこ紐を持って行った方が良い場合
- 少人数でのお宮参りのとき
- 赤ちゃん以外にも小さいお子様をお連れのとき
- ベビーカーの使用が難しいとき(神社内の階段、段差、石畳などにより)
- 赤ちゃんを素手で抱っこするのが難しいとき
- 赤ちゃんの服がツルツルの素材のといき
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お宮参りに抱っこ紐を持って行かなくて良い場合
- 抱っこしてくれる人が多い
- 移動で歩くことがほとんどない
- 移動が平坦な道でベビーカーが使えるとき
- 着物で抱っこ紐の装着が難しいとき
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抱っこ紐の購入とレンタル
- あまり使うことがないと思うなら、お宮参りの時だけレンタルするのがお得
- 購入する予定でも、レンタルで試してみてから購入するほうが確実で失敗がない
- 赤ちゃんの成長とともにサイズ変更や種類変更したい場合はレンタルがおすすめ
- 誰かが使ったものに抵抗がある方は購入が良い
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