お宮参りの持ち物は?必需品からあったほうが良い物まで
お宮参りの持ち物、「必需品」と「あると便利なもの」をリストにしました。
これを見ながら用意すれば、忘れ物なし。
お宮参りの準備をスムーズに進めるために、ご活用ください。
- お宮参りに何を持って行けばよいか わからない
- お宮参りの準備を 速やかに 進めたい
- 忘れ物をして 困ったことに なりたくない
この記事では、上記の方へ向けて執筆します。
これを読めば、
- 持ち物リストを 上から順番に チェックするだけで 忘れ物なし
- お宮参りの準備が 簡単! 迷わずに できる
- お宮参りが初めて
- 赤ちゃんとのおでかけが初めて
- 着物での外出になれていない
というママは、ぜひご覧くださいネ!
執筆者:数多くの伝統行事に関わってきたスタジオGRACEカメラマン馬場みのりが、実体験をもとに書いています
■この記事では、以下の内容で、順にご紹介します
- 赤ちゃんのための持ち物
- その他の持ち物
- 持ち物を用意するときの注意点
- このまま使える!持ち物リスト
はじめに
持ち物は、状況に応じて異なります。
不要と思ったものは、省いてください。
例えば、
- 衣装をレンタルできる写真館で撮影する場合は、産着は不要。
- 完全母乳育児で赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる場合は、哺乳瓶・ミルクは不要。
①赤ちゃんのための持ち物
まず初めに、赤ちゃんのお世話グッズを準備しましょう。
男の子も、女の子も、共通です。
- おむつ替えセット(おむつ・おしり拭き・ゴミ袋)
- 授乳セット(哺乳瓶・粉ミルク・お湯・白湯・授乳ケープ・母乳パッド・ハンカチやタオル)
- 着替え(よだれや汗、ミルクで汚れることがあるため2着ほど用意)
- お宮参りの衣装(お祝い着やベビードレス)
- お宮参りの小物(よだれかけ、帽子、お守り、のし扇子など)
- 普段用のよだれかけ(ご祈祷、写真撮影時以外で使用)1~3枚
- おもちゃ(音が出る物=写真撮影時にあると便利)
- ティッシュ、ウェットティッシュ
この他、あると良い物は
- 抱っこひも(抱っこがラク)
- ベビーカー(荷物も運べるので移動に便利)
- おくるみ(暑さ寒さ対策)
おくるみは、巻いておくと「写真撮影時に抱っこしやすくなる」というメリットもあります。
赤ちゃんは体温調節機能が未発達なため、気温の変化が激しい季節は服装、おくるみ、毛布などでこまめに調整してあげるようにしましょう。
※ベビーカーは、階段や段差の多い神社では使えなくて邪魔になることも。
【 おくるみの選び方 】
生後1~2か月の赤ちゃんなら、小さめのおくるみで大丈夫。
90cm×90cmぐらいのサイズがおすすめ。
ガーゼは、枚数を重ねると、保温性が高くなります。
「〇重ガーゼ」を使う場合は、赤ちゃんが暑くないか、こまめにチェックしてあげましょう。
②その他の持ち物
ご祈祷に必要なもの、ご家族に必要なものをご紹介します。
神社・ご祈祷で必要な物
- 初穂料
- 靴下/ストッキング
ご祈祷なしで、一般的な参拝だけの場合は、初穂料も靴下も不要です。
初穂料の渡し方について
神社でご祈祷をうける場合は、初穂料(お金)が必要です。
お金の渡し方は、
- 初穂料を現金でそのまま渡す
- のし袋/白い封筒に入れて納める
があります。
のし袋に入れて渡すのがマナーですが、最近では「現金をそのまま」でOKな神社が増えています。
どうしようか迷ったときは、神社に電話して聞いてみましょう。
ご祈祷を受けるご予定でしたら
- ご祈祷に予約が必要か
- 初穂料に金額はいくらか
- 初穂料の納め方
を、調べておきましょう。
調べ方は、神社のHPを見るか、直接電話して尋ねます。
「紐銭(ひもせん)」の文化がある地域では、お金の入った祝儀袋(のし袋/ポチ袋)の穴を開けて、水引を通しておきましょう。
自宅で用意しておけば、神社でお祝い着を羽織るときにスムーズにつけられます。
靴下・ストッキングについて
ご祈祷の際に、靴を脱いで建物内へ入る場合は「靴下、またはストッキング」が必要です。
素足では入れませんので、忘れないようにしましょう。
男性の場合、フォーマルな場では、靴下は「黒」。
丈は、ひざ下か、スネの中間まであるものを選びましょう。
時期によっては必要なもの
【 写真撮影に必要な物 】
- カメラ
- ( 三脚 )
- お化粧直し用の化粧ポーチ
- 小さな鏡
- ブラシやくし
三脚を使用したい場合は、事前に使用しても良いか問い合わせておく必要があります。
神社やお寺によっては「三脚禁止」というところもあります。
- 出張撮影を依頼する場合は、神社やお寺に商業カメラマンの撮影が可能か問合せが必要
- 有名な神社、人気のある神社では、出張撮影を禁止している場合も多い
- 参拝やご祈祷をせずに撮影だけしに神社やお寺へ行くのは大変失礼ですので控えましょう
着物(和装)の場合 持っていると便利なもの
【 着物を着る場合・あれば便利な持ち物 】
ママやお祖母様がお着物をお召しになるようでしたら
- 大きめのクリップ(お手洗いで裾を上げるため)
- スカーフや大きめのハンカチ(お食事の際に胸や帯が汚れないように広げる)
- 小さめのクリップ(お食事の際にハンカチなどを胸元にとめる)
- 小さなガーゼハンカチ(汗を拭く/汗はシミになるといけないのでこまめに拭きましょう)
- ばんそうこう(慣れない草履で足の指の間を痛めないよう事前に貼っておくと良い)
- 履き替え用の足袋/足袋カバー(足元の汚れ対策)
があると便利です
衣装をレンタルする場合の注意点
レンタル着物/レンタル衣装は、着る前に必ずシミや汚れがないか確認が必要です
もし、汚れ・ほつれ・シミなどを発見した場合は、すぐにお店に連絡しましょう。
お祖父様やパパの礼服をレンタルした場合も同じです。
着用前に必ず確認しましょう。
赤ちゃんの衣装(産着/初着/お祝い着/掛け着/お宮参り着/熨斗目=のしめ)も同じです。
- 汚してしまったときのクリーニング代
- 破損してしまったときの弁償代
なども確認必須!
衣装を汚す原因は「母乳やミルク」が多い
母乳やミルクは、衣類にとっては大敵な汚れ
気をつけていても、「赤ちゃんが突然ミルクを吐く」のはよくあることです。
レンタル衣装の場合は汚れも破損も大丈夫な安心保障があるお店がおすすめです。
産着のレンタルは安いところなら、小物もセットで 2千円台~。(通販サイト)
Amazonでは、今のところレンタル業者の出品がなく販売のみ。ですので、楽天市場かヤフーショッピングで探すと良いです。
【楽天市場】産着レンタル・小物セット・3泊4日★3980円送料無料
色が選べる!産着レンタル・小物も付いて2980円★送料無料産着をレンタルする場合、よだれかけや帽子はセットになっています。
しかし、よだれかけは赤ちゃんが口に入れてハムハムするので、衛生面を考え「よだれかけだけは、自分のものを使う」のをおすすめしています。
トラブル防止のために…
産着をレンタルするときは、汚した場合のことを必ず聞いておきましょう。
- メールでの問い合わせなら、メールを残しておくこと
- 電話で問い合わせたなら、電話した日時と電話に出た担当者のお名前をメモしておくこと
持ち物を用意するときの注意点
赤ちゃんとの外出は、何かと荷物も多くなります。
持ち物を用意するときは、次のことに気をつけましょう。
- どこに何を入れたか覚えておく
- どこに何を入れたかをパパさんや祖母様と確認しながら準備する
- 貴重品を入れる場所は決めておく
- 初穂料は受付ですぐ出せるようにしておく
とくに初穂料やお食事代などのお金は、どこにあるか覚えておきましょう。
お金、カギ、駐車券などの貴重品は場所を決めて収納するように気を付けると良いです。
それから、神社は階段や段差、足元が悪いことも多いので
キャリーケースやスーツケースだと、かえって移動しにくい場合もあります。
足元事情は事前に確認を
神社やお寺は、段差や玉砂利で足元が悪いことがあります。
バリアフリー情報を事前に電話で確認しておきましょう。
ベビーカーを使うかの判断や、靴選びにも役立ちます。
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まとめ このまま使える!お宮参り持ち物リスト
赤ちゃんのお世話グッズ
- おむつ替えセット(おむつ・おしり拭き・ゴミ袋)
- 授乳セット(哺乳瓶・粉ミルク・お湯・白湯・授乳ケープ・母乳パッド・ハンカチやタオル)
- 着替え(よだれや汗、ミルクで汚れることがあるため2着ほど用意)
- お宮参りの衣装(お祝い着やベビードレス)
- お宮参りの小物(よだれかけ、帽子、お守り、のし扇子など)
- 普段用のよだれかけ(ご祈祷、写真撮影時以外で使用)1~3枚
- おもちゃ(音が出る物=写真撮影時にあると便利)
- ティッシュ、ウェットティッシュ
この他、あると良い物
- 抱っこひも(抱っこがラク)
- ベビーカー(荷物も運べるので移動に便利)
- おくるみ(暑さ寒さ対策)
- タオルやガーゼ(予備)
その他のグッズ
- 初穂料(ご祈祷をする場合)
- 紐銭(ひもせん)=紐銭の文化がある地域のみ
- お食事代(お食事をする場合)
- 撮影代金(出張カメラマンや写真館を利用する場合)
- 日傘などの日よけグッズ
- 上着や羽織るものなどの防寒グッズ
- カメラ
- 三脚
※三脚を使用したい場合は、事前に使用しても良いか問い合わせておくこと
- お化粧ポーチ
- 小さな鏡
- ブラシやくし
女性が着物(和装)の場合
- 大きめのクリップ(お手洗いで裾を上げるとき便利)
- スカーフや大きめのハンカチ(お食事の際に胸や帯が汚れないように広げる)
- 小さめのクリップ(お食事の際にハンカチなどを胸元にとめる)
- 小さなガーゼハンカチ(汗を拭く/汗はシミになるといけないのでこまめに拭きましょう)
- ばんそうこう(慣れない草履で足の指の間を痛めないよう事前に貼っておくと良い)
- 履き替え用の足袋/足袋カバー(足元の汚れ対策)
上記の持ち物を まとめて入れる大きめのバッグ数個も必要です。
大きめのバッグは、赤ちゃんとお出かけの時は、今後もずっと使うので、しっかりした作りの物を買うと長持ちして経済的。
スーツケースやキャリーケースは、神社の足元の状況を確認してから、使用するか決めましょう。
大容量で両手が使えるマザーズバッグは、赤ちゃんとのおでかけのために作られたバッグ。
ですので、機能的で使い勝手も良く、丈夫です。
まだ、良いバッグに出会えてないなら、チェックしてみてくださいね~。
おしゃれで便利なマザーズバッグがいっぱい!・
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