お食い初めはいつする?|100日目は99日目?日程計算の仕方
今回の記事では、お食い初めは、「いつするのか」と「生後100日目の日程計算(数え方)」について解説します。
生後の日数の数え方は2通りあり、お子さんに関するイベントの時に迷う方も多いのではないでしょうか。
お食い初めをする日程を決めるときの生後日数の数え方に迷った方は、ぜひご覧ください。
この記事は、数多くの記念行事、伝統行事の撮影をしているスタジオGRACEの馬場みのりが執筆します。
お食い初めをする日の日程計算の仕方
生後の日数の数え方は、
- 産まれた日を0日目とする数え方
- 産まれた日を1日目とする数え方
の、2通りがあります。
日本古来の数え方は、
- 産まれた日を1日目として数えます
ですので、産まれた日(誕生日)を1日目とし、そこから100日目が、お食い初めをする日です。
病院や役所の母子手帳では、産まれた日が0日となっている場合が多いので、混乱しがちですよね。
病院などでの数え方ですと99日目となります。
しかし、お食い初めは、地域によって、しきたりや風習が異なるため、110日目でするところもあれば、120日目、200日目というところもあります。
赤ちゃんのイベントは、すべてこの数え方でOK
赤ちゃんが誕生してから、1歳の誕生日を迎えるまでは、たくさんのお祝いの行事があります。
それぞれの行事をするタイミングは、すべて産まれた日を1日目とする日本古来の数え方でOKです。
簡単に行事の概要を書いておきますので、一応、知識として知っておくと良いですよ。
もう知ってるよ!という方は、読み飛ばしてくださいネ。
お七夜
産まれた日を1日目とし、7日目の夜にするお祝いの行事
- 赤ちゃんの誕生と7日間生きられたことを祝う
- これからの健やかな成長を願う
- 名づけの祝い、命名式とも言う
- 命名書を書いて飾る
- 赤ちゃんの名前を産土神、家族、知人などに報告する
- 平安時代からある伝統行事
お宮参り
産土神/氏神様をまつる神社へ行き、無事出産できたことの報告と感謝の気持ちを伝え、これからの健やかな成長を祈願する行事
- 男の子は、生後31日目
- 女の子は、生後33日目
に、行う(正式な日は、地域や宗教により異なる)。
もともとは宗教的な行事に由来するが、現代は民間行事のようになってきている。
お食い初め
産まれた日を1日目とし、100日目に行うお祝いの行事
- 歯が生え始めるまで成長できたことを祝う
- 一生食べ物に困らないように願う
- 縁起の良い食材で長寿を願う
- 一汁三菜のお食い初め料理を用意する
- 尾頭付きの魚、赤飯(ごはん)、吸い物、煮物、香の物(梅干し)などを順番に3回食べさせる真似をする
- 丈夫な歯が生えるように願い、歯固めの儀を行う
- 小石にお箸の先をあて、それを赤ちゃんの歯茎にふれさせる
- 小石ではなくタコで代用する地域もある
ハーフバースデー
生後半年を祝うイベント、基本的にやり方・形式などに決まりはない
- 日本では歴史が浅い
- 自宅でお祝いの食事をしたり、寝相アートを撮る
- 写真館やスタジオへ記念写真を撮りに行く
- 赤ちゃんはベビーフードや離乳食ケーキでお祝い
など
初誕生日(一升餅祝い)
生後1年目のお誕生日のお祝い。
昔は、生後1年を迎える正月に祝っていたが、近年では誕生日に行う。
- 一生食べ物に困りませんようにと願う
- 一升(1.8㎏)のお餅を背負わせる
- 近年は紅白の小さい餅をリュックに入れて背負わせるやり方もある
お食い初めをする時期はいつ?
上記でも申しました通り、地域により異なるため、
- 生後3か月~4か月が目安
と覚えておくと良いでしょう。
習わしやしきたりを重んじるご家庭でしたら、祖父母やご親戚に確認しておくのが、おすすめです。
一般的には、100日目と言われていますが、必ず100日目ピッタリじゃないとダメというわけでもないので、前後しても大丈夫。
生後100日前後で、皆様のタイミングの良い日、ママや赤ちゃんの体調の良い日を選んで行いましょう。100日目以降でもOKですよ。
お食い初め当日は仏滅だと問題?
お食い初めと六曜は、あまり関係ありませんがお祝い事ですので「仏滅」を避け、「大安」を選ぶご家庭もあります。
六曜は、縁起かつぎみたいなものです。
お食い初めとは関係がなく、意味もないのですが、日本人は、気になさる方が多いのも事実。
もし、ご両親やご親戚を呼んで、お食い初めのお祝いをするなら、事前に参加者の中で六曜を気になさる方がいないか、聞いてから日程を決めると良いですね。
仏滅は悪い日というイメージが強いですが、
物が滅び、全てが新しく始まる日という考え方もあります。
ですので、新しいことを始めるには吉という人もいます。
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六曜については、こちらで詳しくご紹介しています。
まとめ
日本の伝統的な行事では、
- 産まれた日を1日目として数える
お食い初めは、
- 生後3~4か月(100~120日目)に行う
- 前後してもOK
- 過ぎてもOK
これさえ届けば、お食い初めができる! 神様に奉納した縁起の良いお食い初め膳
- 伊勢神宮に奉納した縁起の良いお食い初め膳
- 食器の用意をしなくてOK
- 歯固めの石と石用のお椀、お吸い物のお椀も付いている
- 盛り付け済みで届くからラク
- 祝い鯛が立派!
赤ちゃんが産まれると行事がたくさんあり、育児中に準備するのも大変です。
すべてきちんとしようと無理をする必要は、ありません。
大人の食事の用意や献立を考えるのが難しい場合は、レストランを利用するという方法もあります。お食い初めなどのプランがあるお店なら、いろいろ悩まず予約するだけです。
また、自宅や実家に、通販で料亭のお弁当を宅配してもらうのも、おすすめ。
食器を洗うこともなく、楽ちん。
どれも、子どもの健康や長生き、幸せを願うための行事。
あとになれば、よい思い出になります。
パパやご両親にも協力してもらって、楽しい時間をお過ごしくださいネ!
伝統を気にしない場合、これらの行事を記念写真を撮影するだけで済ませるご家庭もあります。
ママの負担や費用を考えるとメリットは大きいですよね。
記念撮影すると「やった感」は、あるので、あとで後悔することもなく安心です。
フォトスタジオLabさんのブログも詳しくて良い記事ですよ♪
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