お食い初め 簡単 メニュー|赤飯

お食い初め簡単メニュー赤飯の作り方

お食い初めの「お赤飯」を簡単に作る方法をご紹介します。簡単に、素早くお食い初め料理を手作りしたい方へ。

  • お食い初め料理をできるだけ簡単に作りたい
  • お赤飯を炊きたいけど、前日から準備するのはイヤ
  • 小豆やささげを水に浸したり、事前に煮たりするのは、めんどくさい

本記事は、このような方へ向けて執筆します。

これを読めば、

  • お食い初め料理を作る時間が短縮できる
  • 自宅で手軽に、お赤飯が炊ける
  • 家族の分を炊くと買うより安くなる
  • 失敗せずにきれいなお赤飯が炊ける
  • 炊き立て、ほかほかの美味しいお赤飯を食べられる

この記事は、お食い初め撮影で、多くのお食い初め料理を制作してきたスタジオGRACEカメラマンが執筆します。

当ブログで使用している画像は無断転載・コピーはお控えください。

記事のURLはリンクフリーです。

お食い初めのお赤飯は必要?

お食い初めのお料理には「お赤飯」が定番です。

しかし、地域によっては、お赤飯ではなく、白いごはん、おかゆなどを使うところもあります。

  • お食い初め料理には「お赤飯」を使うのが一般的
  • 絶対に必要ではない
  • 白飯やおかゆの地域もある

※お食い初めの時期や、やり方は地域や家庭によって異なります。

お食い初め料理に「飯物」は必要

お食い初めは、赤ちゃんの生後100日~120日頃に行うお祝いの行事。

赤ちゃんが一生食べ物に困らないよう、また、丈夫な歯が生えてくるよう、願いを込めて行います。

お食い初めの手順や料理には、決まりがあります。

お食い初め料理に関して言いますと、

  • 一汁三菜を用意する
  • 縁起の良い食べのもを使う
  • 季節の食材を使う
  • 赤ちゃんの成長に必要な物をすべて入れる

一汁三菜とは?

昔ながらの和食の「基本の献立」です。

ごはんと汁物に、主菜と副菜2品をつければ出来上がり。

お食い初めでは、このようなメニューになっています。

  • 主食(炭水化物、ごはん=赤飯)
  • 主菜(タンパク質や脂質、魚=尾頭付きの鯛)
  • 副菜(エビやタコ、野菜なその煮物)
  • 副副菜(酢の物=紅白なます)
  • 汁物(はまぐりのお吸い物)

香の物もつけるなら一汁四菜になるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、お食い初めメニューの基本となる本然料理では、飯物と香の物は品数に入れません。

※一汁三菜

一汁=1つの汁物

三菜=主菜1つと副菜2つ

ごはんとお漬物は数えない

飯物が外せないなら縁起の良い「赤飯」にしよう!

お食い初め料理には、飯物が必須。

どうせなら、縁起の良いお赤飯でお祝い感もアップしましょう。

お赤飯は、

  • 小豆は、魔除け、厄除けの力があるとされる
  • 赤い食べ物は邪気をはらうと言われている

ですので、赤ちゃんを災難や病魔から守り、健やかに成長してほしいと願いを込めて、お食い初めでは「赤飯」を使うのが定番となっています。

せっかくお食い初めをするなら、わが子のこれからの成長を願って、赤飯にしましょう♪

スタジオGRACE
馬場みのり

小豆を5粒ほどと食塩(あらじお)を小袋に入れて持ち歩けば、強力なお守りにもなるんですよ。

昔は、小豆を入れたお手玉を子どもの遊び道具としていましたが、これも子どもを厄災から守るという意味があったのかもしれませんね。

自宅でお赤飯を炊くメリット

赤飯をちゃんと作ろうと思うと、小豆、または、ささげを長時間水に浸し、下茹でしたり…。

前日の晩から下準備して、二日がかり。

赤飯が、縁起が良い食べ物とは言え、おうちで作るのは、大変です。

しかし、おうちで炊くのは、メリットもあります。

  • 炊き立て、ほかほかは、やっぱり美味しい!
  • たくさん必要なら、自宅で作るほうが安い
  • アレルゲンの混入がなく安心

特に、アレルギーのあるご家族がいる場合は、工場内での他の食品との接触がわからないので、おうちで手作りするのが安心です。

出来立ては、本当に美味しいので、まだ赤飯を作ったことがない方は、ぜひ一度、チャレンジしてみてください。

「下ごしらえなし、炊飯器で炊ける!」という簡単な赤飯の作り方をご紹介します。

簡単にお赤飯を炊く方法

下準備なしで赤飯を炊くには、市販の「赤飯の素」を使います。

あまり赤飯を食べない方や、赤飯を炊くことがない方には、なじみのない商品だと思いますが、とても便利です。

  • 小豆やささげを前日から水に浸しておく必要なし
  • もち米を長時間水に浸しておく必要なし
  • 小豆やささげの下茹でなし
  • 豆の煮汁を攪拌する必要なし
  • 蒸し器も必要なし
  • 炊飯器でOK
  • もち米がなければ普通の白米でOK

※ 豆の煮汁を攪拌するのは、煮汁を空気にふれさせ、酸化させると色がきれいになるから。

「赤飯の素」を使った作り方は、普通にお米を炊くのと変わりません。

豆がつぶれたりもせず、きれいに仕上がるので、お料理初心者さんにも嬉しいですね。

おすすめ「赤飯の素」

赤飯の素は、通販でも買えますし、スーパーなどでも売っています。

レシピは、洗ったお米に赤飯の素をポイっと入れて、炊飯器のスイッチを押せばセット完了。

ほかほかのお赤飯が完成です!

小豆だけのタイプ

お米は、自宅で用意しましょう。

お好みでもち米を混ぜても美味しいです。

コープ お赤飯用あずき水煮

  • 国産:北海道産小豆使用
  • 缶入りタイプ
  • 白米3合に対して1缶入れて炊く
  • 使ってみた感想

あっさり塩味が、美味しい。

小豆は、やわらかく食べやすい

1缶、200円くらいで買いやすい価格。

井村屋 お赤飯用あずき水煮

  • 国産:北海道産小豆使用
  • 缶入りタイプ
  • 白米3合に対して1缶(白米2合、もち米1合、推奨)
  • 使ってみた感想

小豆が、ふっくら、ほっくりして美味しい。

1缶、2~3百円くらい。スーパーによって異なる。

グリコ お赤飯の素

  • 小豆:カナダ
  • 紙箱入り、中身は袋
  • 白米3合に対して1箱
  • 使ってみた感想

1箱、100~200円くらい。ダイソーにも売っている。

安くて良いが、分量通りで作るとお米に対して、豆が少ない。

メーカーによって、原材料や添加物、100gあたりの cal(カロリー)に違いはありますが、調理方法は、だいたい同じです。

お米(もち米)と小豆/ささげがセットのタイプ

もち米と小豆、または、ささげが、セットになったタイプもあります。

基本的に、もち米は、ふだんの食事では、あまり食べませんから、必要量だけセットになっている商品は、無駄がなくて良いですね。

業務スーパー「赤飯の素」

  • もち米とささげ、煮汁、ごま塩がセットになっている
  • もち米は、浸水も洗米も不要
  • 1袋でお茶碗3~4杯相当
  • 使ってみた感想

これさえあれば、材料は他になにもいらないので便利。

もち米は日本国産、ささげは中国産。

ささげの産地にこだわらないのなら、1袋250円ほどとお安いので、おすすめ。

もち米と小豆がセットになった商品は、これ以外にもいろいろあります。

米や豆の煮汁が付いているものですと、ちょっと重いのが難点。

まとめ買いするなら、通販で注文するのが良いですね。

百日祝いだけでなく、お正月や長寿祝いにも大活躍。

特別な日のための「丹波大納言小豆のお赤飯」

お食い初めのお赤飯なら「丹波大納言小豆のお赤飯」
お食い初め料理のお赤飯を簡単に作りましょう

お食い初め(歯固め)は、儀式ですから、「原材料にこだわった良い物を用意したい」という方には、「丹波大納言小豆のお赤飯」が、おすすめです。

  • 小豆の高級品種「丹波大納言小豆」を使用
  • すぐに炊ける国産もち米のアルファ米
  • 浸水も洗米も、不要
  • 作り方は簡単なのに味は本格派

お食い初めは、一生に一度しかありませんから、「丹波大納言小豆」のお赤飯でお祝いするのも良いですね。

業務スーパーのと違い、これですと簡単なのに手抜き感が一切なし!

ここのお赤飯やおこわは、大好きで、うちにも常備しています。

最初はギフトでいただいたのですが、また食べたくなって、自分でも何度も購入しています。

\ 下準備なし!すぐ炊けるお赤飯 /

小豆の高級品「丹波大納言小豆」でお祝いしましょう

少しだけお赤飯が欲しい場合は…

家族がお赤飯をあまり食べないなどの理由で、お食い初めのお茶碗に入れるぶんだけ、お赤飯が欲しい場合は、

  • レトルトパックのお赤飯
  • お赤飯のおにぎり

が便利です。

おにぎりの場合は、レンジで温めて、やさしくほぐして使うと良いですよ。

小豆をつぶさないように気をつけて、お食い初めのお茶碗に盛り付けましょう。

まとめ

お食い初めのお赤飯を下準備なしで、簡単に作る方法をご紹介しました。

お食い初めは、品数が多いですが、市販品を利用すれば短時間で簡単に作ることもできます。

育児で忙しい時期ですので、便利なもの、機能的なものは何でも利用しましょう。

お食い初めの食器については、こちらで詳しく解説しています。

小豆が苦手、豆ごはんが嫌いという方は、タコめしも良いですよ。

「タコ=多幸」なので、お食い初めには欠かせない食材。

タコめしの素で簡単に炊けます。

【関連記事】

お食い初めの写真撮影・出張撮影についてはコチラで詳しく解説しています。